どうもこんにちは!
ろんです。
今回は、VRChatで使っているアバターを「VRCQuestTools」というツールを使ってQuest対応させる方法を紹介していきたいと思います。
VRchatの良いところってパソコン版のデスクトップの人でも遊べるし、Meta Quest2単体でも遊ぶことができることですよね。
特別な機器が無くてもVRChatの世界を体験できることがいいことなんですが、アバターの問題は付きまとってしまいます。
特にPC版で使っているアバターの場合、Quest単体で遊んでいる人には適当なアバターに切り替えられて映ってしまうため、Quest単体の人からすると「VRChatの人はこういうアバターばかり使っているのかな?」っと思われてしまうかもしれません。
本来の自分の姿が見えていればいいんですが、気づかないうちに適当なアバターに切り替えられて相手に映ってしまうと、「このアバター可愛いでしょー!」って話になった時に、Quest勢の人からは「アバターが見えないよー」っとなってしまいます。
そんなことになったらお互いに会話も成り立たないですし、どうせならQuestユーザーの人にも自分の本当のアバターを見てもらいたいですよね。
アバターをQuest対応させることで、Quest単体の人にも自分の本当のアバターを見てもらうことができるようになります。
設定方法は「VRCQuestTools」を使うことで、カンタンに設定することができるので、アバターをQuest対応させたいと考えている方は参考にしてみてくださいね!
- VRChatでアバターをQuest対応させる方法が知りたい人
- VRCQuestToolsの使い方を知りたい人
- アバターをQuest対応させる手順を知りたい人
それでは行きます!
目次だよ
VRChatアバターをVRCQuestToolsを使ってQuest対応させる方法:準備するもの
1BOOTHから「VRCQuestTools」をDLしておく
まずは、アバターをQuest対応させるためのTool「VRCQuestTools」をBOOTHからDLしておきましょう。
DLリンクはこちらからどうぞ。
僕のようなUnity弱弱勢の人でも簡単操作でアバターをQuest対応してくれるすごいツールです。
ありがたく使わせていただきましょう。
2Quest対応させるアバターをUnity上に準備しておく
当然ことだけどQuest対応させたいアバターをUnity上に準備して、すぐにアップロードできる状態まで準備しておきます。
もしアバターの衣装を着替えさせたいと考えている人は、アバターの衣装も着替えさせておいてくださいね。
VRChatアバターをVRCQuestToolsを使ってQuest対応させる方法:手順はここから!
それではここから実際に手順操作を解説していきます。
1VRCQuestToolsをUnityにインポートしていく
まずは、先ほど準備するものでDLしてきた「VRCQuestTools」解凍していきます。
- DLしたファイルを右クリック
- すべて展開をクリック
zipファイルからもう1つフォルダが生成されるので、ダブルクリックで開いて「VRCQuestTools-v1.9.0.unitypackage」というファイルだけ、デスクトップにでもドラッグドロップしておきましょう。
デスクトップにドラッグしたら、「VRCQuestTools-v1.9.0.unitypackage」をUnityにインポートしていきます。
Unityへのインポート方法は、Unityを開いたまま「VRCQuestTools-v1.9.0.unitypackage」をダブルクリックでインポートしてください。
ダブルクリックでインポートできない人は
- Unity画面左上メニューから「Assets」をクリック
- 「import Package」をクリック
- 「Custom Package」をクリック
で、「VRCQuestTools-v1.9.0.unitypackage」を選んでインポートしてくださいね。
インポートすると上のような小ウインドウが表示されると思います。
赤枠部分「ASTCでテクスチャを圧縮」をクリックしてウインドウは閉じてくださいね。
2VRCQuestTools➡︎Convert Abatar for QuestでQuest対応させていく
VRCQuestToolsがインポートできると、Unityの画面左上項目上に「VRCQuestTools」という項目が追加されたはずです。
赤枠部分「Covert Avatar for Quest」をクリックしてください。
上の画像のような小ウインドウが出るので赤枠部分「変換」をクリックします。
変換のための読み込みが始まると思います。
「OK」をクリックします。
3Quest対応アバターの揺れるボーンを設定していく(8個まで)
fa-check-square-o赤枠部分のチェック項目の中から8個まで残したいボーンを選びます。
Quest向けアバターには8個までしかボーンを残すことはできないので、スカートの揺れなどは諦めた方がいいと思います。
僕はセフィラちゃんを使っているので、「ネコミミ」と「しっぽ」のボーンを残しました。
手順としては
- 一度全部のチェックを外す
- 必要なボーンにチェックをする
という感じでいいと思います。
最後に「選択していないコンポーネントを削除」をクリックで確定させます。
確定クリック後「変換」をクリックすることで、ヒエラルキーの中にQuest対応されたアバターが生成されます。
このアバターをアップロードしていくことで、Quest対応の人にはこのアバターが表示されるようになります。
この後の操作としては
- Quest対応アバターをアップロードする
- PC向けアバターをアップロードする
という流れになります。
なんとなくPC向けのアバターとして、アバターをアップロードしてきた人にとっては「Quest用アバターとPC用アバターのアップロードってなんじゃそりゃ?」ってなると思うんですけど、1つずつ手順を解説していくのでもう少しお付き合いよろしくお願いしますね。
4Quest表示向けアバターをアップロードするための準備をする
- Unity画面左上「File」をクリック
- 「Build Settings」をクリックする
fa-check-square-oBuild Settingsのウインドウが開くので「Android」をクリックする。
fa-check-square-o赤枠部分「Install with Unity Hub」をクリックする。
- プラットフォーム内にチェックする(初期値でOK)
- 赤枠部分「次へ」をクリックする
5VRChatへアバターをアップロードする
まずは、普段のアバターアップロードのように、メニュー項目上にある
- VRChat SDKをクリック
- Show Control Panelをクリック
していきます。
上のようなアバターアップロード画面に切り替わるので
- 画面中央部分をクリック
- 画面下の「Build & Publish for Android」をクリック
これでQuest向けのみ、アバターをアップロードできたと思います。
- アバター名を入力する
- チェックして同意する
- Uploadをクリックする
普段のアバターをアップロードする手順通りにアバターをアップロードしてください。
このままだとQuest向けアバターのみしかアップロードしていないため、使うことはできません。
ここからPC向けアバターをアップロードしていきます。
6PC向けアバターを同一IDで準備する
ここまでの操作でVRChatにログインしてアバターを確認してみると、PC向けのアバターが設定されていないためアバターを選ぶことができないままになっています。
そのため、ここからPC向けのアバターを同一IDでアップロードしていく手順が必要になります。
- Quest版アバターのInspectorのチェックを外す
- Blueprint IDをコピーする
fa-check-square-o今度は同じようにPC向けにアップロードするアバターのチェックをしていきます。
PC向けのアバターはQuest向けのアバターの前の物がヒエラルキーにあると思うので、それを使っていきます。
- PC向けアバターを選択したままInspectorのチェックを入れる
- コピーしたIDを貼り付ける
7PC向けアバターをアップロードしていく
同じように普段のアバターアップロード操作と同じで、メニュー項目上にある
- VRChat SDKをクリック
- Show Control Panelをクリック
でアバターアップロードするためのウインドウを出します。
上の画像のように
- 真ん中部分をクリック
- 右下の赤枠部分を「for Windows」になっていることを確認後クリック
します。
あとは同じようにアバターをアップロードすることで、VRChatにログインして確かめてみてください。
アバターの画面がPCとQuest両方対応して使えるようになっていると思います。
アバター画面右上にある枠が
水色:PC用アバター
緑色:Quest用アバター
となっています。
画像のように両方光っていればQuest対応できたということです。
お疲れ様でした。
VRChatアバターをVRCQuestToolsを使ってQuest対応させる方法:まとめ
今回はVRChatで「VRCQuestTools」を使ってQuest対応アバターを作る方法を紹介させていただきました!
PCVRやデスクトップ勢の方とだけ遊ぶのであれば、今回紹介した方法を使ってアバターをQuest対応する必要はないのかもしれません。
しかし、パブリックでQuest単機の方と交流することもいつしか出てくるかもしれませんし、もしかしたらPCVRの人もパソコンが故障してQuest単体でログインすることが出てくるかもしれません。
アバターをQuest対応させておくことで、Quest単体でログインした時もいつも通り好きなアバターを使うことができるのってやっぱり嬉しいと思うんです。
今回紹介した「VRCQuestTools」を使うことで、Unityに詳しくない人でもQuest対応アバターを作ることができるので参考に試してみてくださいね。
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