
どうもこんにちは!
ろんです。
「推しのキャラをフィギュアにしたいな」「うちの子(ペット)がもしフィギュアになったら…」って思ったこと、ない?
実は、今話題のGoogleの最新AIモデル「NanoBanana」を使えば、それがとっても簡単にできちゃうんだ!
今回は、初心者さんでもすぐに楽しめるように、Google AI Studioを使った画像のフィギュア化を、私が実際にやってみながら紹介するね!
目次だよ
Google AI Studioにアクセスする
まずは、Google AI Studioのサイトにアクセス!
Googleアカウントがあれば誰でも無料で使えるから、気軽に試してみてね。
Google AI Studioとネットで検索して、画面を開いて、Googleアカウントをでログインすると、上のような画面が出てくると思う!
この画面は、時期によって少し変わったりするかもだけど、2025年9月現在の画面で解説していくね。
モデルをNano Bananaを選択する
画面の右上でモデルを選ぶことができるんだけど、ここで「NanoBanana」を選んでくださいね。
フィギュア化したい画像をアップロードする
中央のプロンプトを入力する欄の右側にある+ボタンをクリックすると、アップロードファイルと出るので、ここから画像をアップロードします。
もしかするとこんな感じの注意分が出ることもあるんだけど、これは画像には著作権とかあるけどアップロードした画像は大丈夫?っていう確認になるよ。
問題なければ赤枠のボタンを押してね。
アップロードした画像はここで入手
ちなみに今回使用する画像は、SeaArtで見つけたこの画像。
とっても美人なお姉さん!
リアルにいたらどこにいっても面接受かりそうな、魅力的な女性ですよね。
性格もすごく良さそう!って誰もが憧れちゃうかもです。
この画像をアップロードしてフィギュア化していくんですが、この画像、残念なことが1つあって、全身が映っていないんですよね。
まずは、このプロンプトで全身を映してもらいます。
使用したプロンプトはこちら
「Turn this image into a detailed, photorealistic 3D figure. Show the front view with a soft studio lighting on a clean white background. a full body shot of the woman.」
- 日本語訳: 「この画像を、詳細で超リアルな3Dフィギュアに変換して。清潔な白い背景の上で、柔らかいスタジオ照明を使った正面図を見せてください。女性の全身ショット」
日本語訳は、意味が分かるように記事に載せているけど、実際は英文のみ投げかけています。
出来た画像がこれ!
っということで、先ほどのプロンプトを入力してできたのが、こちらの画像。
足まで全身ができましたね。
ただし、まだまだフィギュア化には遠いので、今度はここからフィギュア化するためのプロンプトを入力していきます。
次に入力したプロンプトはこちら
「Turn this image into a detailed, photorealistic 3D figure. Show the front view with a soft studio lighting on a clean white background. a full body shot of the woman, running pose. standing on a translucent, circular acrylic base, with a natural pose. no text, no logo, no noise.」
日本語訳はこれね
「この画像を、細部まで作り込まれた、写実的な3Dフィギュアにしてください。クリーンな白い背景に、柔らかなスタジオ照明を当てて、正面から見た全身像として表示してください。透明な円形のアクリル台座の上に、走っている自然なポーズで立たせてください。文字、ロゴ、ノイズは一切なし。」
画像を生成する際に、企業のロゴとかが入ってしまうと、権利の関係でいろいろ大変なことになるので、もし、この記事を参考に画像を生成している方は、「文字、ロゴ、ノイズは一切なし。」この部分の入力は忘れないようにしてくださいね。
出来た画像がこちら!
先ほどのプロンプトを入力してできたのがこれです。
ポーズは、走っているイメージで作ってみたんですが、この辺のプロンプトはgeminiさんに投げかけたら作成してくれます。
続いてこのままだと、まだまだ殺風景なので、こんなプロンプト指示をしてみました。
・入力したプロンプト
「Turn this image into a detailed, photorealistic 3D figure. a full body shot of the woman, running pose. standing on a railway station platform at night. Soft atmospheric lighting. no text, no logo, no noise.」
・日本語訳はこちら
「「この画像を、細部まで作り込まれた、写実的な3Dフィギュアにしてください。走っているポーズの女性の全身像です。夜の駅のホームに立たせてください。柔らかな雰囲気の照明で。文字、ロゴ、ノイズは一切なし。」
駅のホームをイメージしたのがこちら!
っということで、先ほどのプロンプトを入力して生成された画像がこちらです。
これってもうすごい無敵ですよね。
ちょっともっと試してみないと、どういうところの背景がいいのかしっくりくるまでやりたいところなんですが、元の画像をそのままにポーズや背景を変えれるってすごいことです。
画像生成は2年くらい前から興味はあったけど、まぁ同じような画像を生成することがすごく大変そうだったので、今まで手を付けてこなかったんですよ。
ただ、今回のNanoBananaを知っちゃうと、画像生成でいろんな画像作りたいなー!
っていう興味も持つようになりましたね。
Nano BananaとGeminiを使ったら、背景も衣装も変更できる
プロンプトを変えるとこんな画像も作れる
最初のこの画像を、私服の姿も見たいですよね。
今回は秋の都会を私服で歩く姿をイメージしてプロンプトを作成して、Nano Bananaで画像を生成してもらいました。
・入力したプロンプトはこちら
「Turn this image into an ultra-photorealistic 3D figure with extremely high detail. a woman wearing a fashionable knitted sweater and a long pleated skirt, holding a small handbag, walking on a city street with a slight motion blur. The background is a sun-drenched, busy urban street with modern glass buildings, capturing a casual street photography style. no text, no logo, no noise.」
生成された画像がこちら!
こんな感じで、都会を歩く女性に変わりました。
これすごい進化ですよね。
数年前は、最初の画像からこの画像を作るのにどのくらい時間がかかったことか・・。
しかもこれ、こういう衣装にしてほしいっていうの、画像を投げかけるだけでその衣装に着せ替えもしてくれたりします。
なんでもありですよね!
nanobanana(ナノバナナ)って何?
ここまで紹介してきて「NanoBanana」って何?って人もいると思います。
「NanoBanana」とは、Googleが開発した画像生成AIモデル「Gemini 2.5 Flash Image Preview」の愛称です。
このモデルは、入力されたテキストや画像を元に、新しい画像を生成する能力に特化しています。特に、フォトリアルな(写真のようにリアルな)画像や、細部まで作り込まれた3Dフィギュアのような画像を、非常に高速に生成できるのが大きな特徴です。
なぜ「nanobanana」と呼ばれるの?
この愛称は、開発初期のコードネームがそのまま定着したと言われています。公式な名前ではありませんが、その可愛らしい響きから、ユーザーの間で親しまれるようになりました。
どんなことができるの?
- リアルな画像の生成: 「ストリートスナップのような」や「夕日が差し込む部屋」といった、具体的な情景を文章で伝えるだけで、まるで写真のような画像を生成します。
- 3Dフィギュアの生成: 今回のように、人物の服装やポーズ、背景などを細かく指定することで、ゲームやアニメーションに使えるような、ディテール豊かな3Dフィギュアの画像を生成できます。
- 画像編集: 既存の画像をベースに、服装や背景、雰囲気を変更したり、特定の要素を追加したりすることも可能です。
「NanoBanana」は、クリエイターのアイデアを素早く形にする強力なツールとして、注目を集めているんです。
まとめ:AIフィギュア作成で、あなたの想像を現実に
ここまで、画像生成AIモデル「NanoBanana」(Gemini 2.5 Flash Image Preview)を使って、リアルな3Dフィギュアの画像を作成する方法を解説しました!
複雑な3Dモデリングソフトを使わなくても、呪文(プロンプト)を工夫するだけで、あなたの頭の中にあるキャラクターや情景を、まるで写真のようなクオリティで具現化できます。
今回紹介した呪文を参考に、ぜひ色々なフィギュアの作成にチャレンジしてみてください。さらに、自分で新しい呪文を考えたり、少しずつ言葉を調整したりすることで、思いがけない素晴らしい作品が生まれるかもしれません。
さあ、あなたも「nanobanana」で、無限に広がるクリエイティブの世界を体験してみませんか?