GoProはコンパクトなアクションカメラで耐久性や、携帯性に優れていろいろな場面の動画撮影に使えます。
街ゆく人も手軽に撮影できるので旅先でGoProを持ちながら観光するという人もたまに見かけるようになってきました。
しかしGoProで動画撮影をしていると、蛍光灯の照明がチカチカと点滅してしまう・・。そんな経験はありませんか?
YouTube動画を見ていても照明がチカチカしている動画なんてないのに、どうして自分の動画だけがチカチカしてしまうのか。
今回はそんなGoProで蛍光灯の撮影時に照明がチカチカしてしまうのを防ぐ設定方法について紹介します。
目次だよ
蛍光灯の照明がチカチカ点滅してしまう原因は?
蛍光灯が高速で点滅しているため
蛍光灯の照明がチカチカと点滅してしまう原因は、蛍光灯が高速で点滅して照らしてくれていることが原因です。
普段人間の目には見えていませんが、蛍光灯の明かりは1秒間に100回とか120回で高速に点滅を繰り返しています。
高速で点滅している蛍光灯の照明をカメラなどで撮影すると、点滅している瞬間を撮影して記録してしまうので録画した動画を再生すると「チカチカ」と点滅してしまっているように見えているのです。
fa-check-square-o動画撮影時に蛍光灯がチカチカと点滅してしまう「フリッカー」についてはこちらの記事で詳しく紹介しています!
fa-hand-o-right蛍光灯を動画撮影すると点滅してしまう!チラつかせない方法はある?
蛍光灯の照明がチカチカ点滅するのを防ぐためには
GoProを使っていて蛍光灯の照明のチカチカ点滅するのを防ぐためには、GoProのシャッター速度を変更することでチカチカ点滅するのを防ぐことができます。
蛍光灯の点滅回数は日本の地域ごとに2通りありまして、東日本は1秒間に100回。
西日本は1秒間に120回の速さで点滅を繰り返しています。
チカチカ点滅するのを防ぐには
- 東日本➡︎50FPSに
- 西日本➡︎60FPSに
という感じでGoPro側で設定を調整することで蛍光灯の照明がチカチカするのを防ぐことができます。
「動画撮影のシャッター速度なんてわからないよ・・」という人も大丈夫。
動画撮影をしていると30FPSとか60FPSとか聞いたことがあると思います。
このFPSというのを50FPSにしたり、60FPSに変更するだけで蛍光灯が点滅して映ってしまうのを防ぐことができるんです。
GoPro HERO9での設定方法
設定方法はGoProアプリを使って紹介していきます。
GoProアプリを使っていないという人は、めっちゃくちゃ便利なのでGoProアプリの導入をオススメします!
GoProアプリについてはこちらで紹介しています。
GoProアプリを使ってみた!GoProアプリでできること!
アプリを起動➡︎GoPro設定を開く
GoProアプリを起動したら、GoProとスマホを連携させて開きます。
上の画像の赤枠部分をタップすると設定画面が開きます。
上のような画面に切り替わるので赤枠部分「アンチフリッカー」をタップします。
- 50Hz
- 60Hz
2つから選べるので自分の住んでいる地域に合わせて設定してくださいね。
僕が東日本在住なので50Hzに設定しています。
アンチフリッカーを50Hzに設定すると、今まで60FPSで録画できていた動画撮影が50FPSになります。
「GoProで50FPSなんで撮影できるの?」と思った人も多いと思いますが、50Hzにすることで設定できていたんですね。
アンチフリッカーを設定したらあとはいつも通り撮影すればOK
アンチフリッカーを設定すると、FPSの設定できる設定が切り替わります。
例えば僕の場合は50HzなのでFPS60にはできません。
自動でFPS50になったりします。
4K録画の場合は50FPS、25FPSというようになりますが、1080録画なら25FPS、50FPS、100FPSというような設定に変わります。
50FPSじゃちょっと不満という人もいるかもですが、動画編集ソフトで書き出す時に60FPSにして出力することもできるのでちょっとの誤差はしょうがないのかなーと思っています。
GoProで蛍光灯の照明がチカチカ点滅してしまう対処法:まとめ
今回はGoProで蛍光灯の動画撮影をしてしまった時に起こる、照明の明かりがチカチカ点滅してしまうのを防ぐ方法を紹介してきました。
蛍光灯がチカチカ点滅して映ってしまうのは、フリッカーと呼ばれる蛍光灯の点滅が原因で起きてしまいます。
GoPro側の設定を変更することで簡単にチラつきを無くすことができます。
スマホの場合にはこんな設定ないかもですが、GoProを使って照明のチカチカをどうにかしたいという人はこの記事で紹介したことを参考にしてみてくださいね。
それでは早速ご自分のGoProの設定を確認してみてくださいね!