今回は、iPhoneの寿命は何年なのか?バッテリー寿命のサインはあるのか?バッテリーを長持ちさせるコツについて紹介していきます。
この記事が参考になる人
- iPhoneを長い期間使っていきたいと考えている人
- iPhoneがそろそろ寿命かな?と考えている人
- iPhoneのバッテリー寿命を伸ばしたい人
- iPhoneのバッテリー交換にかかる費用を知りたい人
iPhoneのバッテリーがすぐに無くなってしまうという人は特に参考にしてみてください。
目次だよ
iPhoneの寿命は何年??
iPhoneて寿命何年くらいなのかな?
— せつか/つくね (@heilige21nacht) March 21, 2019
iPhoneの寿命は、何年もつのか?
iPhoneを使う人にとっては気になる点ですよね!
iPhoneの寿命は3年?
Appleが公式で iPhone寿命 3年って公言したけど、なるべく長持ちさせて愛着わかせたいオレには受け入れられん
— にゃっ (@nya_t) May 7, 2016
一昔前は、iPhoneの寿命は3年と言われていました。
これは本体の寿命ではなく、iPhoneに内蔵されているバッテリーの寿命がだいたい3年ということです。
実際には、iPhoneのバッテリーの充電回数というものが決められていて、iPhoneのモデルにもよりますがおよそ500回充電するとバッテリーの減りが早くなると言われています。
そのためiPhoneを購入してから毎日一回ずつ充電すると、購入してから1年半〜2年ほどで充電回数が500回に達します。
ちょうどこの頃から「バッテリーの持ちが悪くなったかな?」と感じる人が増えてくるでしょう。
基本的にスマートフォンは2年で機種変を繰り返すと考えられているので、iPhoneを購入してから2年が経った頃に買い換えるのです。
ただし、500回の充電を繰り返したからといってすぐに買い替えになるわけではなく、「iPhoneのバッテリーが減るのが早くなった」と感じるものの使い続けることはできますよね?購入時同様のパフォーマンスを使えるのが500回くらいの充電ということで、実際にはまだまだ使い続けることができます。
バッテリーの持ちは悪くなったけどまだまだ使えるよね。っていうのがだいたい3年と考えられているんです。
ちなみに、iPhoneの寿命が3年というのはAppleが公式で発表したことによるものなんですが、2016年頃の話です。
しかし、その後のバッテリーの品質向上によって、バッテリー寿命は年々長くなっています!
その証拠に、僕の使っているiPhone6Sは購入から4年経ちますが現役で使い続けることができています。
購入した当時と比べてバッテリーの持ちは良くないのですが、コンセントがあればどこでも充電できますしモバイルバッテリーを持ち歩けば充電が減るのが早くて困る!ということはありません。
iPhoneのバッテリー寿命のサインはあるの?
- バッテリーの減りが極端に早くなった
- いくら充電しても100%まで充電できない
- 強制的に電源が切れる
- 充電速度が遅い
iPhoneのバッテリー交換の寿命はこんな感じです。
iPhoneのバッテリーでは、バッテリーの状態を見ることができるのですが、本来の能力の80%以下になるまでは通常通り使い続けられると考えられています。バッテリーの状態が100%から99,98,97というようにだんだんと下がっていき、バッテリーの80%以下になると、交換時期の目安となります。
そのためiPhoneを使い続けていて「バッテリーの減りが早くなったな・・」と感じたら、バッテリー本来の能力がだんだん発揮できなくなってきたと思ってください。
また、iPhoneのバッテリーを満充電にして、以前は「2時間以上持っていたのに1時間も持たなくなった」とか、「朝から充電しているのに100%まで充電できない」なんていうのは、バッテリーの寿命のサインと考えていいでしょう。
中でも早急にバッテリー交換もしくは、iPhoneの機種変をするべき状態というのが強制的に電源が切れてしまう場合です。
何かの不具合などで強制的に電源が切れてしまうならいいのですが、何もしていないのにiPhoneの電源が切れてしまったり、バッテリー残量があるはずなのに突然シャットダウンしてしまった場合には注意が必要です。
なぜなら、万が一iPhoneが勝手に電源が落ちてしまって、その後復旧しなくなってしまったら・・?
あなたの大切なiPhoneに保存されているデータが復旧できなくなってしまうかもしれないからです。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法は?
- バッテリー残量が20%を下回る前に充電する
- 満充電はできる限り控える
- バッテリー残量が0%になるまで使わないようにする
- 充電中はiPhoneケースを取り外す
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法はこんな感じです。
まず、iPhoneのバッテリーを長持ちさせるために知っておいて欲しいことは、バッテリー残量が20%を下回らないように使うことです。
iPhoneのバッテリーというのはリチウムバッテリーを使っているのですが、リチウムバッテリーの特徴として最後まで電力を使い続けてしまうとバッテリーを劣化させてしまう原因になるのです。。
最後まで使えないバッテリーなんて意味ないじゃん!
と言われてしまいそうなのですが、最後まで使ってはいけないということではないんです。バッテリーを長持ちさせるコツとしては、バッテリーが20%を切る前に充電するようにすることでバッテリーの寿命を長持ちさせることができるということです。
充電する時も同じで、100%まで充電するのではなく80%を超えたあたりで充電を辞めた方がバッテリーが長持ちしやすくなるのです。
先ほど紹介したリチウムバッテリーの特徴として、満充電まで充電してしまうと、それはそれでバッテリーに負荷をかけてしまうのです。
そのため20%〜80%の間でうまくバッテリーの残量を調整しつつ使うようにすることが、バッテリーを長持ちさせるコツなんです。
これは、車のハイブリッドシステムにも使われている話になるのですが、ハイブリッド自動車に搭載されるハイブリッドバッテリーもこれと同じように満充電にならないようにしつつバッテリーが半分を切ったあたりで充電されるように設計されています。
スマホと違って10年以上のバッテリー寿命を考えたときに、この方法が最もバッテリーに負荷をかけずに運用できると考えられているからです。
そしてバッテリーは、熱にや寒さなどの温度変化にも弱いのです。
夏場の暑い車内にスマホを置き忘れてしまうと、温度が上がりすぎてすぐに使えなくなったなんていうニュースを見たことありませんか?
実は、あの状態もスマホのバッテリーにはとんでもなく負荷がかかってしまっているんです。で、この状態を普段から作ってしまっているのが、iPhoneを持っている人ならほとんどの人が使っているiPhoneケースにiPhoneを入れることなんです。
充電中はiPhoneの温度が上昇しバッテリーに負荷がかかります。そんな時にiPhoneケースに入れることで、熱がうまく逃がすことができなくなったらどうなりますか?iPhoneのバッテリーは少なからず負荷がかかってしまって寿命を縮めているのです。
iPhoneのバッテリー交換にかかる費用は?
iPhoneをよく使うという人や、使用環境・使い方によってバッテリーの交換時期になるのが早いという人もいると思います。
そんな人に伝えたいのが、iPhoneはバッテリーのみ交換することもできるということです。
機種変するのが2年縛りというのが一般的ですが、「バッテリーが2年も持たないよ」という人はバッテリー交換をしてみてはいかがでしょうか?iPhone本体はそのままにして、iPhone内部のバッテリーのみを交換するというサービスです。
iPhoneバッテリー交換にかかる費用は2019年1月から改定されている
AppleCareなどの場合 | 保証対象外の場合 | |
iPhone SE以降のモデル | 0円 | 5400円 |
iPhone X以降のモデル | 0円 | 7800円 |
以前のiPhoneのバッテリー交換は一律8800円でした。
その後Appleは、バッテリー問題などを受けて2019年1月から費用が改定されています。
AppleCareに加入していると0円でバッテリー交換をすることができますが、未加入の人でも5400〜7800円ほどでバッテリーの交換を受けることができます。
iPhoneの寿命は4〜5年と言われているので、「バッテリーの持ちが悪いなー」と思う人はiPhoneを購入するよりバッテリー交換をした方が安いと思われます。
iPhone本体の価格が10万円する時代ですからね。。
AppleCareなどで無償交換してもらえるケースにはポイントがある
ちなみにAppleCareなどでバッテリーを無償交換してもらえるケースもありますが、無償でバッテリー交換を受けるには条件があります。
それは、iPhoneのバッテリー状態が80%以下になっていることが条件です。
iPhoneの設定からバッテリー→バッテリーの状態を開くと、自分のiPhoneのバッテリーの状態を確認することができます。
iPhoneのバッテリーの状態が、100%から徐々に下がっていくのですがバッテリーの無償交換を受けるためには80%以下にならないと交換してもらうことはできません!
僕の場合、iPhone6Sを3年間使い続けてバッテリーの状態が87%だったのですが、4年目で82%まで減ってきました。
自分のバッテリーの状態に興味のある人は確認してみてくださいね。
バッテリーの状態が80%とか100%とか言っていますが、簡単に説明すると満充電で10時間使えていたバッテリーが8時間しか使えなくなった。と思ってもらうとわかりやすいと思います。
満充電で、バッテリーの表記も100%になっていたとしても、購入時の80%までしか充電できなくなる。こういうことです。
iPhoneの寿命は4〜5年!使い方によって寿命は伸ばせる
iPhoneの寿命について紹介してきました。
iPhoneの寿命は3年と言われてきましたが、現在では4〜5年使い続けることができそうです。
iPhone をより長く使い続けるためには、iPhoneを長持ちさせられるような使い方をする必要があります。
iPhoneを長く使う方法
・満充電は控えるようにする
・バッテリー残量が0%になるまで使わない
・充電中はiPhoneケースから外す
普段何気なく使っているiPhoneですが、正しい使い方をすることで今よりもっともっと長く使い続けることができます。
バッテリーに負荷を与えないように使うことと、バッテリーに負荷をかけてしないことがiPhoneを長く使うコツです。
ちなみに、最近のiPhoneが5〜11万円とかすることを考えると、新しいihoneを購入せずにバッテリー交換だけをしていた方が安いです。
実際に僕のiPhoneの月額にかかるスマホ代金を紹介すると、格安スマホでなく3大キャリアを使っているにも関わらず月額4500円程度です。
妹は、iPhoneXRに途中で買い換えていて月額は1万円ほど。
めちゃくちゃスマホの月額費用を抑えられるので安心していけますね!
ちなみに毎月4500円のスマホ代だと、毎年5万4千円ほどしかかかりません。毎月1万円のスマホ代を支払っている妹の半分以下です。
何気なく当たり前に支払っているスマホ代だけでパソコンが買えちゃうくらいの金額になりますね。
是非、iPhoneを長寿命で使いつつスマホ代の節約にしてみてくださいね。