どうもこんにちは!
先日職場のストレスチェックの結果が届きまして、高ストレス判定をいただき、めでたく産業医との面談をしてきました。
最初は「産業医との面談って何を話すんだろう?」っと思いつつも面談を受けてきましたので、産業医との面談でどんな話をしてきたのか紹介していきたいと思います!
この記事が参考になる人
- ストレスチェックで高ストレス判定を受けた人
- 面談でどんなことを話すのか気になる人
- 産業医との面談の内容は上長に報告されるのか知りたい人
ストレスチェックで高ストレス判定の人こそ、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
そもそもストレスチェックって何?
労働者のストレスの程度を把握する制度
ストレスチェックは、労働者のストレスの程度を定期的に把握する制度のことです。
従業員50人以上の事業場では年に一回、ストレスチェックを実施することが労働安全衛生法により事業者に義務付けられています。
僕の働く職場でも年に一回、ストレスチェックを実施していてインターネットを使った質問に回答することで労働者のストレスの程度をチェックしています。
ストレスチェックの質問内容
- 労働者のストレス要因はどんなことなのか
- 心身のストレス反応はどんなことが起きているか
- 周囲のサポートはあったのか?
具体的にはどんな質問なのかというと、僕たち労働者のストレスの要因についての質問や、心身におけるストレス反応は何か症状が出ているのかなどです。
また、職場や友人、家庭内、周囲のサポートはあるのかどうかなどの項目に沿って、質問に回答していくというのがストレスチェックです。
おそらくこの記事を読んでいるあなたは、既にストレスチェックを受けていると思うので、どんな内容だったか少しくらいは覚えていると思います。
産業医との面談は強制ではなく拒否することもできる
産業医との面談は、高ストレス者側が受けたくない場合は拒否することもできるみたいです。
実際に僕も総務の方から「受けたくないなら拒否することもできます」と言われていますので、無理に面談を受ける必要はなさそうでした。
この辺りはネットで調べてみても、拒否することも可能なのでどこの企業様でも一緒かもしれませんね。
産業医との面談で話してきたこと
面談の流れ
- 高ストレス者のストレスチェックの確認
- 高ストレス者の現状把握
- 高ストレス者の今後について
産業医との面談の流れを簡単に紹介するとこんな感じです。
今回は僕の職場で産業医との面談を受けたもう一人の社員にも話を聞いてきたので、大体の流れはこんな感じなんだと思います。
具体的にどんな話をしてきたのか紹介していきますね。
ストレスチェックにおける結果の確認
産業医との面談はストレスチェックにおける結果の確認から始まりました。
産業医の方は、高ストレス者である僕の結果の書かれた用紙をテーブルに広げて「ろんさんは、これこれこういうわけで高ストレスになっています」という会話から始まります。
記事の冒頭で紹介したように、ストレスチェックは満点で120で、ろんさんは92点ということを再度確認というか「高ストレスに判定されています」と再認識させられる感じで話が始まりました。
高ストレス者の現状の把握について⬅︎ここが一番長い
そして次に話した内容が、ストレスチェックの結果をもとに、ストレスによって何か身体症状が出ていないか確認されました。
身体症状とは例えば、
- 夜が眠れない
- 仕事へのやる気が起きない
- だるい
など、ストレスによって身体の不調が何かあれば産業医に伝えていく感じです。
僕の場合のストレス症状
- 食べ物の味がしない
- 気分が落ち込む
- 心臓が痛む
僕の場合のストレス症状はこんな感じで、酷くストレスを感じる時は食べ物の味がしなくなりました。
辛口めの麻婆豆腐を食べたのに全く味がしませんでした。
また、ストレスを感じると言い返す前に気分が先に落ち込んでしまい、心臓がすごく痛みます。
この辺りは医師の診断ではなく、あくまでも自分自身で感じる「ストレスによる影響かなぁ」と思われるものを伝えます。
そして、高ストレス者がどのような時にストレスを感じているのかを医師に伝えていきます。
僕の感じるストレスは職場でのパワハラ
僕の感じるストレスは職場内でのパワハラ(僕はそう思ってます)です。
「パワハラなんてどこの職場でもあるでしょー」と思うかもしれませんが、パワハラによるストレスだって立派な高ストレスです。少なくとも僕はそう思っています。
なので僕は、覚えている限りの職場内でのパワハラを産業医に伝えました。
時間にして20分くらいは話したと思います。
具体的には、職場で感じる不満や不平等に感じる点など、短い時間ながらもたくさん話しました。
同じ部署だけでなく会社の偉い人からのパワハラや同僚から受けるパワハラに関しても、話せるだけ話して伝えたっていう感じです。
産業医の先生もこの手のプロということで、話を聞くのが上手でして・・たくさん話してしまいました。
高ストレスと判定されて今後をどうしていくか
一通り不満を話した後は、今後をどうしていくのかという相談になりました。
人によって感じるストレスは変わってきますが、「問題のストレスをどうしていくのか」話していきます。
僕の場合
- なんでも仕事を受けずにたまには嫌な雰囲気を出す
- サボるわけじゃないけど手を抜いて仕事をする
- たまにはガツンと怒ってみる
僕の場合の今後はこんな感じです。
たまには仕事を受けずに嫌な雰囲気を出す
たまには上司からの仕事を受けずに嫌な雰囲気を出してみることです。
職場での僕は上司から仕事を与えられたら嫌な顔をせずに引き受ける性格です。
今の職場で働き始めて数年が経ち、本来の自分以外の仕事もあちこち手伝ったりして過ごしてきたので、大体の仕事の流れはわかっているつもりです。
ただし、あちこちできる万能人間になってしまうと、同じ仕事がきた時にまた僕に仕事がふられてしまいます。
どうしても手が足りない時に手伝うくらいならいいんですが、毎回となると流石に嫌になります。
特に、僕以外の人間は事務所でネットサーフィンを満喫しているのに、僕だけが毎回手伝わされるように感じ始めてからは、とてもストレスを感じるようになりました。
僕の場合は、就業時間終了になっても僕だけが別の人の仕事を手伝わされてしまい、残りの人たちは定時でしっかり帰っていくんですよね。
しかもいろんな仕事をやるのはいいんですが、仕事量が多い分、仕事のミスも増えてしまって自分がどの仕事をやっているのかすら分からなくなっていました。
サボるわけじゃないけど手を抜いて仕事をする
全ての仕事を100%のクオリティでこなすのではなく、仕事の流れの影響のないところで上手に手を抜いて仕事をする。というアドバイスをいただきました。
こんな話をすると「なんだよ。産業医との面談って手を抜いて仕事をするように促すの?」なんて思われるかもしれません。
しかし、産業医は事業者に報告することはできても原因を取り除くまではできないので、こう言ったアドバイスだけしてくれるという感じです。
産業医との面談を受けようか迷っている人へ
受けれるなら受けてみた方が良いと思う
産業医との面談を受けようか迷っている人も多いと思います。
僕と同じように「面談ってどんなことするのかなー」とか思っているでしょうし、「不満を伝えたら上司に伝わってしまうんじゃないか」と不安に感じる人もいると思います。
高ストレスとして面談を受ける時は、高ストレス者のプライバシーを尊重してくれるので、産業医との面談で話していて「この話は伝えないで欲しい」ということがあれば産業医に伝ええることはできます。
あくまでも高ストレス者のプライバシーは守りながら、産業医は事業者に報告してくれるそうです。
ストレスで何かしら心身に症状が出ているとしたら、尚更面談を受けるべきです。
面談を受けて何か変わるかは分からないですが、少なくとも日頃の不満を話すことで少しすっきりします。
産業医との面談なんてしたら社内に変な噂が流れるのでは?と考えている人へ
産業医との面談をしたら社内で変な噂が流れるんじゃないか?っと心配する人、いると思います。
僕も最初はそう考えましたし、気にする人は気にするんじゃないでしょうか?
しかし、産業医との面談をしてみて「面談するくらいストレス溜まってるし、社内で変な噂が流れても気にしなくて良いのでは?」っと思うようにしました。
だって面談が必要なくらいストレス溜まっているわけですし、今更他の従業員になんて思われようとも関係なくないですか?
噂は噂ですし、面と向かって言ってくるわけじゃないなら気にする必要ないと思います。
僕はそう思うようにしています。
面談をしてみると、事務所で誰かに変な噂を言われるようなことは聞いていません。
もちろん裏で何か言っているかもしれませんが、ここまでストレス溜まった僕はもはや無敵です。
仕事をしていない人間や、パワハラしてくれる人間に何を言われようとも気にしません。
産業医との面談は30分前後くらい
高ストレスとして判定された後、産業医との面談は僕の場合は30分前後くらいでした。
職場によって、人によって変わると思いますが、産業医の先生のスケジュールもありますし何時間も話すということはほとんどないと思われます。
僕の場合は、事前の情報では5分ほどのお時間ですと言われていたのに、実際は30分くらい話したかなーという感じです。
っというか5分じゃ何も話せないと思います・・。
30分でも短いと思うか、長いと思うかは人それぞれですけどね。
産業医との面談で話すこと:まとめ
今回は、職場のストレスチェックで高ストレスと判定された人向けに、産業医との面談でどんなことを話すのか?僕の経験も含めて紹介させていただきました!
この記事を振り返ると
- 産業医との面談は拒否することもできる
- 面談で話した内容は秘密が守られる
- 産業医との面談時間は30分前後?
- これからどうするべきかアドバイスがもらえる
産業医との面談について振り返るとこんな感じです。
Twitterで調べてみると、「産業医との面談の後、上司からいろいろ言われた」なんてツイートも見かけました。
本当かどうかはわからないですが、どうしても上司に伝えてほしくない内容については「この話は伝えないで欲しい」と言うことを産業医に伝えることで、うまく濁して伝えてくれるかもしれません。
産業医との面談で何かが変わるかわからないですが、じっと我慢し続けるストレスよりは誰かに伝えてみませんか?