どうもこんにちは！
VRChatで、好みのアバターを使うようになってくると「非対応のあの衣装も着させたいなぁ」って思うことありませんか？
人気のアバターは可愛い衣装があるのに、自分の使っているアバターには「対応衣装が少ないから衣装改変して楽しめない」なんていうことはよくあります。
僕もセフィラちゃんを使っているので、対応衣装が少なくて人気のアバターたちが可愛い衣装がいっぱいあるので羨ましいなぁって思っていました。
でもこれって、可愛い衣装が着たいなら、人気のアバターを使うしかなくなりますよね。
本当は自分の使いたいアバターがあるのに、可愛い衣装がないから着れない。
こんな悲しいことはできれば無くなって欲しいはずです。
でね、VRChatで1年以上遊んでいると、フレンドさんの中には非対応の衣装を上手に着せている人も出てくるんです。
その人たちに聞いたところ、「メッシュデリーターを使うと非対応の衣装もだいたい着せられるよ」っと教えてもらったので紹介していきたいと思います。
- アバターに非対応の衣装を着せてあげたい
- できるならUnityだけで簡単に着せてあげたい
- Unity初心者にもわかりやすく教えて欲しい
こんな悩みを持っている方に向けて、今回は記事を書いていきますね。
アバターに非対応衣装を着せたくて困っている方は参考にしてみてください。
VRChatアバターに非対応衣装を着せたい！：準備するもの
MeshDeleterをBOOTHからダウンロードしておく
まずはBOOTHから今回使うことになるツール「MeshDeleter」をダウンロードします。
ダウンロードしたらUnityを開いてインポートしておいてくださいね。
VRChatアバターに非対応衣装を着せていく
Unityを開いてアバターを準備する
ここからUnityを使ってアバターに非対応衣装を着せていきますね。
まずはUnityを開いてヒエラルキーにアバターをドラッグします。
今回は僕の使っているセフィラちゃんを使って説明していきます。
元の衣装を脱がしていく
ヒエラルキーに入っているアバターの衣装を1つずつ選択して、右上のチェックを外してアバターの衣装を脱がしていきましょう。
着せたい衣装をヒエラルキーに入れてサイズを調整する
アバターの衣装を脱がせたら、着せたい衣装をヒエラルキーに入れます。
多分上の画像のように肌が服からはみ出すと思うんですけど、この時点では気にしないことにしてくださいね。
まずは体のサイズに合うように衣装のサイズを変更しましょう。
衣装のScaleをちょっとずつ大きくしたり、小さくしてサイズを調整します。
上の衣装はめいゆんちゃんの衣装をセフィラちゃんに合わせているんですが、YのScaleを1.05にしただけでちょうどいい感じになりましたよ。
はみ出ている分はブレンドシェイプで調整する
衣装のサイズを調整したら、今度はブレンドシェイプを使って衣装からはみ出ている肌部分を消していきます。
セフィラちゃんの場合は、ヒエラルキーにある「体(脚あり)」の中にある赤枠部分のBlendshapesの中に、体貫通防止っていう項目があります。
この部分を100にすることで、上半身のお腹周りと腕の部分が棒人間のようになるので衣装からはみ出さなくなりました。
上の画像のオレンジの線の部分がアバターの体になります。
これをみて気づく人もいると思うんですが、長袖の衣装であれば基本的にどの衣装でも着れるんじゃない？って僕は思っています。体の形は同じなので長袖の衣装であればシェイプキーを調整するだけで着れるんだと思います。
ただ問題は、足です。
靴だったり上の衣装のようにブーツを履いている場合は、足に合わせて調整する必要があります。
ブーツの位置を調整する
上半身のシェイプキーを調整して衣装のScaleも調整し終えても、ブーツだけは上の画像のように上手く履けなかったりすると思います。
とりあえず自然に履いているような感じにするため、Amatureの中からブーツを探して足に履いているような感じの位置に調整しましょう。
ブーツから足がはみ出していてもはみ出した部分は消すことができるので、気にせず位置を調整してくださいね。
MeshDeleterを使って服からはみ出ている部分の肌を消していく
ここからはツールを使って服から、はみ出している部分の肌を消していきます。
さっきはブーツばかりに目が入っていたんですが、実はよく見るとお尻の部分と肩らへんの部分も服からはみ出ているんです。
ちょうど上の画像で赤矢印のところなんですけど、こいつをこれから消していきます。
「消していくってどういうこと？」
「Unityでできるの？」
「もうやだ！Unityわかんない！」
って逃げたくなる人もいると思うんですけど、覚えてしまえば難しいことはないので、もう少しだけ頑張ってくださいね。
これを覚えたら大体の非対応衣装は着せることができるようになりますから。
まずは、記事の冒頭で「準備してくださいね」って紹介した「MeshDeleterWithTexture beta」をインポートしてください。
インポートすると、上の赤枠部分のような「GatoTool」っていう項目が追加されていると思います。
「MeshDeleterWithTexture」をクリックして開きましょう。
こんな感じの小ウインドウが出てくるので、右上の矢印部分の「EN」をクリックして日本語に切り替えてください。
日本語にするとこんな感じになります。
日本語にするだけで、ちょっとは拒否反応しなくなりますよね。
体をドラッグドロップして読み込む
先ほど開いたメッシュデリーターの中に、ヒエラルキーから体の部分をドラッグドロップします。
上の矢印のようにドラッグしてくださいね。
メッシュデリーターにセフィラちゃんの体のテクスチャが読み込まれます。
ちなみに今回は体のテクスチャを消したいので、体を読み込んでいますが衣装の一部を消したい場合は消したい衣装をドラッグすると衣装のテクスチャが開きます。
テクスチャの中から肌がはみ出ている部分を探して黒く塗る
セフィラちゃんのお尻のテスクチャってどこなの？っていうと、ペンでいろんなところを塗って、右側の矢印部分であることを探します。
右の矢印の部分を塗ると、左の矢印部分のお尻が黒くなっていますよね。
セフィラちゃんのテクスチャは上の画像のようになっているんですけど、お尻の部分は上の矢印部分だけになるんです。
どこをどうやって探すの？って思うと思うんですが、とにかくあちこちペンで黒く塗りつぶしていって露出している部分の肌テクスチャがどこなのか探るしかありません。
アバターのテクスチャはアバターによって色々な形になっていると思うので、必ずしもセフィラちゃんと同じとは限りません。
ともあれ、上の画像のように消したい部分を黒く塗りつぶせたら、その下にあるメッシュ削除をクリックしましょう。
上の画像の赤枠部分「メッシュを削除」をクリックすると、さっきまで貫通して露出していたお尻の肌が見えなくなりました。
これを体全体繰り返すことで、衣装からはみ出ている肌を消して、あたかも服を着ているように見せることができるのです。
メッシュデリーターのテクスチャは、とにかくあちこち塗っても「塗りを全て消す」を押すと、元に戻るので「消したい場所はどこかな？」って思いながらとにかく塗りつぶしていって、黒く塗った場所があれば「塗りを全て消す」を押して、黒くなった部分だけ塗ればいいのです。
メッシュを削除をクリックしない限り、アバターの体は消えませんから安心してくださいね。
反対側のお尻と肩、ブーツの足部分も全部削除して、周りをぐるっとみても肌が露出していなければ衣装を合わせることはできたかと思います。
アバターに衣装を着せる
非対応衣装から肌がはみ出ている部分を上手に消せると、上の画像のようになると思います。
あとはこの状態でモジュラーアバターを使って衣装を着せたら完成。
VRChatにアップロードしてくださいね。
ちなみにアバターなのか、衣装なのか、モジュラーアバターが使えないものもあります。
僕の場合はモジュラーアバターが使えなかったので、素体のボーンに衣装のボーンを1つずつはめていって着せてあげました。
キセテネとかで使ってきた人には「何のこっちゃ？」って思うかもしれないですけど、VCCでUnityを開くとモジュラーアバターという便利な機能でアバターに衣装を着せることができるようになります。
で、もしアバターに衣装が着せれない時は、1つずつボーンを紐付けしてあげると衣装を着せてあげることができるようになります。
非対応衣装の着せ方：まとめ
今回はVRChatアバターに非対応衣装の着せ方について紹介させていただきました。
今回使ったツール「メッシュデリーター」を使うと、服の中の肌を消すことができるので、似たような体の衣装であれば大体着れるのかなーと思います。
覚えてしまえば非対応アバターも30分くらいで着せることができるようになるので、どうしてもこの衣装が着たいんだけど非対応だから諦めるしかないなーって思っている人はこの記事を参考にやってみてくださいね！
このブログでは他にもVRChat向けのUnityの使い方に関する記事を紹介しています。
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