
こんにちは!ろんです。
「あれ?なんだか最近、スマホのネットが遅い…?」 「動画がなかなか読み込まれないし、SNSの画像も表示がもっさりしてる…」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
YouTubeとか見てると、動画が途中で止まっちゃったりすると、「もー!なんでー!?」ってなっちゃうよね。ネットの速度って、スマホを快適に使う上で本当に大事ですよね!
ちょっとしたスマホの設定を見直すだけで、通信速度がぐんと改善することがあるんだよ!
今回は、iPhoneを使っているあなた向けに、特別なアプリとかは必要なく、スマホの設定画面からできる「ネットの通信速度を速くする方法」を、詳しく紹介していくね!
目次だよ
iPhoneのネット速度が遅くなる原因
そもそもの、ネット検索でサイトに行くための処理を知っておこう
まずは、設定をお伝えする前に、そもそもの私たちがネット検索した際に、サイトへアクセスするためにどういう処理をしているのかを知っておく必要があると思うので、まずは、ネット検索した際に、目的のサイトにアクセスするための処理について説明してきますね。
私たちって、GoogleとかYouTubeを見たいとき、「https://www.google.com」とか「youtube.com」って入力するよね?これは、みんなが知ってるサイトの「住所」みたいなものです。
URL(Uniform Resource Locator)って呼ばれていて、ちょっと詳しい人なら聞いたことがあるかもしれません。
でもね、実はパソコンやiPhoneって、このURLだけだとサイトには辿り着けないの。パソコンが本当に理解できるのは、数字の羅列でできた「IPアドレス」っていうものなのよ。
たとえば、GoogleのIPアドレスは「142.250.199.46」とか「172.217.27.142」とか、こんな感じの数字なのん。(※あくまで例です。時期によって変わることもあります。)
ね?なんだか全然ピンとこないでしょ?こんな数字、覚えられないし入力するのも大変なんです!
じゃあ、なんで私たちは普段、URLを入力してるだけでサクッとサイトに辿り着けるんだろう?って思いますよね。
それはね、「DNS(ディーエヌエス)」っていう、インターネット上の「住所録」みたいな仕組みがあるからなの!
DNSは、私たちが入力した「URL」を、コンピュータが理解できる「IPアドレス」にパパッと変更してくれるお仕事をしています。
まるで、電話帳で名前(URL)から電話番号(IPアドレス)を調べてくれるみたいな感じだね!
だから、私たちが意識しなくても、ちゃんと目的のサイトにアクセスできるってわけ。すごい便利でしょ?
ちょっと難しいなぁって思った人は、URLでサイトにアクセスしているように見えて、DNSが見えないところでiPアドレスに変換して、目的のサイトにアクセスしてくれている。って思ってもらえたら良いと思うの!
ネット速度が遅くなる原因はDNSが影響している可能性がある
さて、みんながURLを入力するだけでサクッとサイトに辿り着けるのは、このDNSのおかげってことがわかったと思うんだけど… 実は、このDNSが原因で、iPhoneのネットが遅くなっちゃうことがあるんだよ!
「え?DNSって便利なんでしょ?なんで遅くなるの?」って思うよね。
簡単に言うとね、このDNSの「住所録」の変換作業が、スムーズにいかないときがあるからなのん。
たとえば、DNSサーバーが混雑していたり、調子が悪かったりする
たくさんの人が同時にDNSサーバーにアクセスしようとすると、処理が遅くなっちゃうことがあるわ。
また、通信会社(プロバイダ)が提供しているDNSサーバーが、ちょっと遠い場所にあったりする
DNSサーバーまでの距離が遠いと、情報のやり取りに時間がかかって、その分ネットの表示も遅くなることがあるの。
また、DNSのキャッシュ(一時保存データ)が古くなっている
iPhoneは、一度アクセスしたサイトのIPアドレスを覚えておいて(これを「キャッシュ」っていうの)、次からは早くアクセスできるようにするんだけど、このキャッシュが古かったり、おかしくなったりすると、かえって時間がかかっちゃうことがあるのん。
こんな感じで、URLをIPアドレスに変換するまでの一瞬のやり取りに、ちょっと時間がかかっちゃうと、それが積み重なって「あれ?ネットが遅いな…」って感じちゃう原因になっちゃうんだよね。
だから、次の設定でこの部分を改善していこう!っていうわけなの!
【超簡単】これやるだけ!iPhoneのネット速度爆上げ設定はこれ!
iPhoneの設定からWi-Fiを開く
上の画像のようにiPhoneの設定を開き、Wi-Fiをクリックします。
自分のWi-Fiネットワークの横の赤枠部分をクリックする
上の画像の横の赤枠部分をクリックします。
DNS構成をクリックする
上の画像のように切り替わると思うので、赤枠部分のDNSを構成をクリックしましょう。
DNSサーバを手動にチェックし、赤枠部分に入力する
おそらく最初はこの画面で「自動」にチェックが入っていると思います。
手動にチェックを入れてくださいね。
また、その下の赤枠部分DNSサーバの箇所は、上の数字とは違うものが入っていると思います。
こちらを、削除して、下の「サーバを追加」をクリックして、上の画像のように入力しましょう。
「1.1.1.1」と「1.0.0.1」ですね
設定はこれだけで完了で、これによってあなたのiPhoneの通信速度がとてつもなく速くなるはずですー!
最速のDNSは、Cloudflareなんだよ!
引用元:【プロが教える】たった1分でネット速度を快適にする裏技を紹介!【超便利】
さて、今設定したDNSサーバってどこに設定したの?って不安になりますよね。
ここで入力する『1.1.1.1』と『1.0.0.1』は、Cloudflare(クラウドフレア)っていう会社が提供している無料のDNSサーバーなの!
そしてここが、とっても速くて安定していることで有名なんだよ!
上の画像を見てもらえるとわかるんだけど、あのグーグルと比べてもダントツで速さが違うのがわかると思うの。
もちろん、Cloudflare(クラウドフレア)のセキュリティはどうなの?って思う人もいると思うけど、セキュリティも非常に強くて安定しているから、混雑時にも爆速でネットにアクセスできるようになります。
初期のDNSが遅い理由
ちなみに初期に設定されているDNSが遅い理由はあるの?っていうと、こちらもちゃんと理由があります。
そしてね、もう一つ、多くの人が使っている初期設定のDNSが、実はあんまり速くないっていう理由もあるの。
みんながネット回線を契約した時、たとえばNTTさんを使ってるならNTTさんのDNS、auさんを使ってるならauさんのDNSみたいに、契約したプロバイダ(通信会社)が提供するDNSサーバーを自動的に使っているはずなんだ。
でも、残念ながら、プロバイダのDNSサーバーは、必ずしも最高に速いとは限らないのが現状なのん。
なんでかっていうとね、プロバイダさんにとって、DNSサーバーの運用は「ネット回線を提供する」っていうメインの事業じゃないから、あまりコストをかけて性能を上げたり、高速化したりすることに力を入れていないっていうのが、正直なところなんだよね。
だから、知らず知らずのうちに、そこがボトルネックになって、あなたのiPhoneのネットがモタついていた…なんてこともあるかもしれないの!
まとめ
お疲れ様でした!
今回は、iPhoneのネットが遅いと感じた時に、特別なアプリや難しい知識は必要なく、スマホの設定を見直すだけで通信速度をアップさせる方法を、紹介してみたよ!
特に、多くの人が知らずに使っている初期のDNSサーバーの秘密や、高速なCloudflareのDNSに変えることでネット速度が速くなるなんてこともしれたと思うの!
実際に私も、この設定を試してみて、本当にネットがサクサク快適になったのを実感しているの。動画の読み込みが速くなったり、SNSの表示がスムーズになったりすると、スマホを使うのがもっと楽しくなるから不思議だよね!
もしあなたが「なんだかネットが遅いなぁ…」って感じていたなら、今日紹介した設定をぜひ試してみてほしいな。どれもとっても簡単だから、気軽にチャレンジしてみてね!