今回は小型のジンバル「Zhiyun-Crane-M2」で使える6つの撮影モードについて解説していきたいと思います!
小型のミラーレスカメラだけでなくGoProや、スマートフォンを装着して撮影できるZhiyun-Crane-M2ですが、始めのうちは使い方がよくわからず電源だけONにして撮影しているっていう人もいるんじゃないでしょうか。
自撮りに嬉しいセルフィーモードやお洒落なvlog撮影に便利なVモードなどあるので、どうせなら上手に使い分けて撮影していきたいものです。
- Zhiyun-Crane-M2を購入した人
- Zhiyun-Crane-M2の購入を検討している人
- 6つの撮影モードについて詳しく知りたい人
の参考になればと思います!
fa-check-square-oカメラとジンバルのバランス調整方法はこちらの記事で紹介しているので、ジンバルの使い方を知りたいという人は合わせてご覧くださいね(`・ω・´)
fa-hand-o-rightZhiyun-Crane-M2のバランス調整方法を開設するよ!GoProを接続しよう!
目次だよ
Zhiyun-Crane-M2 6つの撮影モードを解説!
ジンバルの電源はこちらから上にスライドさせて長押しすると電源ONになります。
6つのモード
- PFモード(パンフォローモード)
- Lモード
- Fモード(フルフォローモード)
- GOモード
- POVモード
- Vモード(ボルテックモード)
Zhiyun-Crane-M2は「パン軸(左右)」「チルト軸(上下)」「ロール軸(傾き)」の3つの軸によってそれぞれの動きを吸収して滑らかな映像が撮影できるようにしてくれています。
3つの軸の画像とともに紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
それではそれぞれのモードについて解説していきます!
1PFモード(パンフォローモード
出典:CRANE M2 ユーザーマニュアル(日本語)より解説のため引用
PFモードは左右の動きのみ滑らかに追従してくれる撮影モードです。
ジンバルを持ったまま左右にカメラを向けると滑らかに追従してくれますが、「チルト軸(上下方向)」と「ロール軸(傾き)」はジンバルの自動制御によってロックされます。
カメラは常に地面に対して水平を保つというモードですね。
2Lモード
出典:CRANE M2 ユーザーマニュアル(日本語)より解説のため引用
Lモードはジンバルの3つの軸全てがロックして撮影するモード。
上下左右に動いてもカメラは一方向のみに固定されます。
ジンバル本体のジョイスティックを使うことで上下左右に動かすことはできますが、まっすぐ歩き時や一直線の動きを滑らかに撮影したいときに使えるモードです。
3Fモード(フルフォローモード)
出典:CRANE M2 ユーザーマニュアル(日本語)より解説のため引用
フォローモードは上下左右の動きを追従してくれるモードです。
「パン軸(左右)」と「チルト軸(上下)」の動きを調整してくれて、高い自由度で撮影することができます。
カメラの手振れ機能を使わずに手振れを防止したいなら一番使えるモードです。
傾きのみ固定していますがジョイスティックで操作することができます。
4GOモード(Mボタンダブルクリックで切り替わり)
出典:CRANE M2 ユーザーマニュアル(日本語)より解説のため引用
GOモードはアクティブな撮影シーンで活躍するモードです。
「パン軸(左右)」と「チルト軸(上下)」の動きが素早く反応(追従)してくれるというモードで、Fモードの追従速度が速いモードにという感じです。
被写体が素早く動くシーンなどで利用する機会が増えるのではないでしょうか。
Fモードと同じくロール軸(傾き)のみ固定されています。
5POVモード
出典:CRANE M2 ユーザーマニュアル(日本語)より解説のため引用
POVモードは3つの軸全てがハンドルの動きに合わせて滑らかに追従するモードです。
「パン軸(左右」「チルト軸(上下)」「ロール軸(傾き)」全てがハンドルの動きに合わせて滑らかに追従するのでVlog撮影とかに一番使うモードになるかもしれません。
6Vモード:Mボタンダブルクリック
出典:CRANE M2 ユーザーマニュアル(日本語)より解説のため引用
Vモードはジンバルに搭載したカメラが90度上向きになり、ジョイスティックで360度無制限に回転できるモードです。
カメラを回転させながら撮影したい時などに使える撮影モードで、下から上に上昇するシーンなどで回転させながら撮影する時などに使えそうなモードです。
その他使える操作方法
各モード中にトリガーボタンを押すとロックが解除される
ジンバル本体に備え付けられているトリガーを押すと、各モードでロックされているはずの軸をロック解除することができます。
例
PFモードでは左右のみ追従してくれる撮影モードですが、トリガーを押しながら上下に向けるとカメラも滑らかにハンドルを向けた向きへ追従してくれます。
もう一度トリガーを押すと元に戻ります。
トリガー3回押しでセルフィーモード
トリガーを3回押すとセルフィーモード(自撮り)に切り替わります。
カメラが180度回転して自分の方を向くので自撮り撮影を考えている人は知っておきたい機能です。
6つのモードを使い分けて動画撮影を楽しもう!
今回は「Zhiyun-Crane-M2」で使える6つの撮影モードについて紹介させていただきました!
購入してすぐの頃は「ジンバルすげー!」とか「これで夜間撮影もできる!」とかワクワクしちゃいますよね。
実際には6つのモードを使うことで撮影の幅も広がりますし、撮影シーンに応じてモードを使い分けることでより滑らかな動画の撮影ができるようになります。
ぜひこの記事を参考にしてジンバルの使い方をマスターしてみてくださいねー!
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