- 仕事が辛い
- 日曜日の夜が憂鬱
- 朝起きてから仕事に行くことが憂鬱
こんなことを思っている人は、一度職場環境を離れて休職した方が良いかもしれません。
どうもこんにちは 、ろんです。
このページを見ているということは
- 最近食欲が落ちている
- 疲れているはずなのに夜眠れない
- 吐き気や目眩など原因不明の体調不良がある
- 理由もなく気分が落ち込んでしまう
こんな悩みがあるのではないでしょうか?
このページでは、特に問題もなく働けていた普通の会社員が適応障害として診断され休職するまでにやってきたことを紹介していきたいと思います。
- 仕事が辛い
- 上司のパワハラに耐えられない
- 原因不明の体調不良がある
こんな人は休職することで、今後の人生だけでなく会社員生活も良くなる可能性があります。
実際に僕自身も、心療内科を受診し適応障害で休職した過去があるので、その当時の起こったことや、やってきたことを紹介していきます。
目次だよ
適応障害で休職することになったきっかけ
まずは僕が適応障害と診断され休職することになったきっかけを紹介させてください。
休職することになったきっかけ
- 社内で人事異動があった
- 異動した部署が激務すぎた
- 長時間労働が当たり前だった
- パワハラが日常的だった
社内で人事異動があった
僕が休職することになった一番のきっかけは、社内で人事異動があったことです。
長年人事異動なんてないだろうと思って働いてきたのですが、ここ最近、親会社が変わり「社内で若手を異動させていこう」という動きになりました。
僕が異動になる少し前から、数人ずつ異動になっていき僕の異動の番になったのです。
ちなみに、この異動はかなり無茶な異動も含まれていて、「それ転勤じゃん」っていうレベルの異動もあり、断れば自己退社という厳しいものもありました。
そのときの記事はこちらで紹介しています。
fa-hand-o-right会社員は人事異動を拒否できる?突然の人事異動を拒否してみた結果
異動を断る事はできないとわかりつつ戦った社員のことについて書いています。
異動した部署が激務すぎた
次に異動した部署が激務すぎました。
具体的に言うと
- 残業ありきのスケジュールを組まれている
- 作業内容の注意するべき部分が多すぎる
- 重い荷物を異動させることから細かいチェックまでとにかく激務
僕は長年事務職として、パソコンの前に座り事務処理をしてきました。
しかし、今回異動になった部署というのは現場系の部署です。
異動前の部署と違い、現場の人に指示を出し扱っていくため自分の仕事が終わっても帰れないような残業ありきのスケジュールが組まれていました。
もちろん、事務職として働いている時も残業することはありましたが、日中と残業の作業内容の濃さが違いすぎました・・。
しかも、ただの作業者であればよかったんですが、監督として現場の作業員に指示を出しつつ、現場が効率よく回るようにするためにとにかく自分が動くと言うのが前提の部署でした。
作業でミスが起こりそうな部分が多く、一度でもミスしてしまうと会社にとてつもない損害を出してしまうような仕事でした。
どの業務でもミスは許されないんでしょうけど、そのときの部署のミスしたことを考えると「責任取ろうにも取れないだろ・・」って思うほどに凄いものでした。
長時間労働が当たり前だった
上でも少し触れましたが、異動先の部署は長時間労働が当たり前の部署です。
おそらく社内のどの部署と比べても労働時間が長く集中力をとても使う部署だと思います。
働いている間はメールもスマホもチェックする余裕がないくらいに、社内を走りまわりミスが起きないようにチェックをする・・。仕事を早く終わらせても次の仕事が回ってくるので、いつになっても気が休まらない。そんな部署でした。
土日休みの会社でしたが、金曜日はヘトヘトになりながら帰り、日曜日の夜がすごく憂鬱で「月曜日なんてこのままずっと来て欲しくない」って本気で思っていました。
パワハラが日常的に行われていた
そしてこれが僕を休職に追い込む最後のダメージを与えたんだと思います。
異動した部署ではパワハラが日常的に行われていたんです。
具体的には
- 上司が高圧的な指導をしていた
- 上司が昭和の考えを持っていて仕事は見て覚えろと言っていた
- 新しく異動になったのに居ない存在のように扱われた
物静かな事務所と違って現場ではガテン系の方たちを相手にするので、ある程度は覚悟していましたが想像を超えていました。
っと言うのも、現場は常に人手不足で作業を進めていたため、僕が異動になったところで、のんびりと仕事を教えていられる余裕もなかったのです。
仕事を教えてもらおうにも、いつもピリピリしていて僕が作業でミスをすると高圧的に怒鳴られてしまって本当に辛かったです。
どの仕事も精一杯しているとは思うけど、部署が異動になってからは毎日がいっぱいいっぱいで「このまま続けたら絶対体がおかしくなる」っと考えていました。
もうこの仕事無理!休職を考えたきっかけ
毎日が辛くて、休日も満足に楽しめず、食欲も落ちてきた僕は休職を考えるようになりました。
休職を考えたきっかけ
- 身体的体調不良が出てきた
- 友人に相談した
- YouTube動画で知識を増やした
- 家族に相談した
下痢や目眩、気分が落ち込む、涙が出てくるなど身体的体調不良が出てきた
部署を異動後も、長時間労働やパワハラ上司に耐えつつ働いていると、身体的症状が出てきました。
具体的には
- 出勤しようとしたり仕事中に腹痛になる
- 朝起きて気分が落ち込む
- 楽しいと思えたことが楽しいと感じなくなる
- 何もしていないのに涙が出てくる
こんな感じです。
今まで普通に仕事に打ち込めていたのに、異動になってから数日で下痢などの腹痛が増えました。
しかも、朝起きても疲れが取れず仕事に向かおうとしても気分が落ち込んでしまって、とても今から仕事をする気持ちになれませんでした。
また、普段なら楽しいと思えていたことも楽しいと感じなくなりました。
僕はゲームをすることやYouTube動画を見ることが好きだったのに、パソコンを起動しても何もしたいと思えなくなってしまいましたね・・。
そして仕事の帰り道とか寝る前の布団に入った時に、涙が流れてきて止まらなくなりました。
ちょうどこの頃、友人にも相談していたんですがLINEの文章を考えるときに、会社での出来事を考えるだけで涙が溢れてきていました。自分でもすごく辛かったです。
友人に相談した
また、休職を考えるときに友人にも相談しました。
実はこのとき相談した友人というのは、僕が休職する数ヶ月前に同じような悩みで心療内科を受診し仕事を退職した友人です。
今置かれている職場の状況や自分の身体的症状を伝えたら「我慢しないで、耐えたりしないで休職するか仕事をやめてほしい」「そのまま続けたら壊れちゃうよ」っとアドバイスをしてもらいました。
僕自身、頑張れば仕事なんてできると思っていたし、休職したら仕事をやめたら終わりな気がして必死に仕事に向かっていました。
毎日のように友人に「今日はこんなことがあった」「こんな感じの症状が出てきた」って感じで報告しては、「絶対に休職したほうがいいよ」と言われる日々が続きました・・。
YouTube動画で知識を増やした
このままじゃ本当にヤバイと感じた僕は、YouTubeの動画で知識を増やすことにしました。
「この時点で休職しろよ」って思う方もいるかもですが、休職未経験の僕にとっては「まだ働けるのではないか」「こんなんで休職したら甘えなんじゃないか」と思っていたんです。
そこで通勤時間を使って、YouTubeの「休職した方がいいサイン」とか「休職するべき人」「適応障害とは」って感じの動画を聞き流ししていました。
特に休職するべき人のチェック項目は、ほぼ全部当てはまっていたので「もうダメかもしれないなぁ」と本気で思うようになりました。
このときの僕は、ネットで調べて記事を読むことすらできる感じではなかったのでYouTubeがあってよかったなぁと思います。
YouTubeでは専門医が動画を投稿してくれていたので、適応障害や休職に対する知識がなかった僕でもそれなりに知識をつけることができました。
fa-check-square-oそのときの参考にしていた動画はこちらです。
本気でヤバイなって思った人は、こちらのチャンネルで色々参考になる動画を投稿してくれているので見てみてくださいね。
家族に相談した
最後に相談したのは家族でした。
心療内科に行くのって抵抗あるし、どの道休職したとしたら家族にバレる。
だったら家族に相談をしようと思って、休職する前に家族に相談をしました。
家族としては「休みたいなら無理しないで休みなよ」っと言ってくれたので、休職することは心に決まったようなもんです。
休職するまでに社内で準備したこと
ここからはようやく「休職しよう」と決意した僕が、社内で準備したことを紹介していきたいと思います。
休職したいけど実際にはどうしたらいいの?って人も多いと思うので、休職をこれからしていくにあたってどうすればいいのか考えている人は参考にしてみてくださいね。
人事に相談した
まず僕がしたことは、今回の異動を命じた人事へ相談をしました。
「上司じゃなくて、いきなり人事なの?」って人もいると思いますが訳があります。
人事に相談した理由
- 今回の異動において何かあったら相談をしてと言われていた
- 現場のパワハラを伝えたかった
- 人事ならなんとかしてくれるんじゃないかと期待した
人事に相談した理由はこんな感じです。
毎日が勝負だった僕は、出勤してすぐに人事にメールで「面談を希望したいと思います」と伝えました。
すると「今日の午前中なら可能です」と返事がありましたので、すぐに面談という形で相談したのです。
結果として僕の話し方が悪かったのか人事の方には「コミュニケーション不足だよね」と言われてしまい、特に解決策も決めないまま面談は終了してしまいました。。
本当はもっと話を聞いてくれると思っていただけにすごく悲しかったです。
産業医と面談をした
続いて僕がしたことことは、職場の産業医へ面談を申し込みました。
ここ数年労働者のストレスチェックというものが義務付けられていますが、僕は毎年高ストレス者として産業医と面談を繰り返しています。
なのである程度、「今の状態より辛くなったら休職するしかないかもね」っというやりとりはしていたのです。
産業医に伝えたこと
- 朝起きると非常に憂鬱
- 動機や目眩、下痢をしている
- 胸の痛みがある
- 寝て寝ても疲れが取れず睡眠時間もまともに取れていない
- やる気が出ない
- 何もしていないのに涙が出る
- 食欲がない
産業医に上で紹介した症状が出ていて、とてもじゃないけど仕事を続けられる感じではないと伝えました。
すぐに産業医の先生から「休職した方がいいと思います。紹介状を書くので病院に行ってきてください」と言われました。
実は、このとき毎日がいっぱいいっぱいだったので心療内科も予約していたんですが、「〇〇っていう心療内科に行こうとしてる」と伝えると、その心療内科向けの紹介状を書いてくれました。
もうここまで来ると、あとは心療内科に行くだけです。
心療内科を受診した
産業医から書いてもらった紹介状を持って心療内科を受診しました。
始めての心療内科ですごく緊張したし、どんなことをするんだろう?とか考えましたが、ここまできたらもう行くしかないと思って受診してきました。
心療内科で先生に話したこと
- どうして今日来たのか
- 原因となることはあったのか
- 今後どうしていくべきか
- 処方箋と次回の予約について
心療内科で先生と話した内容についてはこんな感じです。
産業医の紹介状を書いてもらったとはいえ、もう一度自分の口から原因となることがあったのか。
今後どうする事が自分にとっていいことなのかなどを話しました。
紹介状の内容に「ろんさんには休職することを勧めた」っと書いてくれていたので、先生も「あなたは休職するしかないと思います」と言って、その日のうちに「適応障害」っという診断をしていただきました。
診断書を書いてもらって、会社に提出するとドクターストップでその日から休職扱となります。
正直ここにくるまで毎日必死だったし、すごく辛い日々を過ごしてきたので「やっと解放される」っていう気持ちと「いよいよ適応障害なんだなぁ」って気持ちですごく複雑な感じでした。
自分も休職するべき?休職した方が良い人
ここまでは僕が適応障害として診断され、休職するまでにやってきたことを紹介しています。
ここからは休職するべきか悩んでいる人向けに休職した方がいいと言う人について紹介していきます。
当てはまったら休職した方が良いサイン
- 食欲がない
- 眠れない
- 仕事の能率が明らかに落ちている
- 理由もなく涙が出る
- 怒りっぽい
- 家族や上司から休むように言われている
- 原因不明の体調不良がある
- 集中力が欠けて仕事でミスが増える
- 休んでも休んでも疲れが取れない
- やる気が出ない
- 仕事のことを考えると無性に不安になる
上で紹介していることは休職したほうがいいと思われるサインです。
YouTubeで紹介されているものをお借りしましたが、あなたはいくつか当てはまりましたか?
僕は8割くらい当てはまっていました。
この中で特に心身の限界とされていることは、理由もなく涙が出ることや理由もなく気分が落ち込むことのようでした。
普通に過ごしていたら涙が出ることはないのに、勝手に涙が出てくるなら体が「緊急事態だよ」と教えてくれてる思っていいと思います。
仕事への通勤途中で泣きながら仕事に向かうようなことがあれば、すぐにでも心療内科に行ってください。
僕は専門医ではないですが、一度経験したからこそ同じような症状で悩んでいる人の助けになりたいと考えています。
- 心療内科なんて行きたくない
- 自分は正常だ大丈夫
- こんなことで悩んでいられない
- もっと頑張れる
こうやって思う人もいると思います。
僕もこうやって考えていたし、まだまだやれるっと思っていました。。
心療内科を受診したのに先生に「もう少し頑張れます」とも言ってみました。
しかし先生から言われたのは「できると思わないでください。この状態が続けられるのは約1ヶ月です」と言われました。
この記事を読んで、休職した方がいいサインにいくつも当てはまるような心療内科への受診も検討してもらいたいです。
仕事を頑張ることは素晴らしいことと思います。
しかし、あなたが壊れてしまったら会社は、あなたの一生の面倒みてくれるわけではありません。
とにかく無理をせず、定年まで働くことを考えたら少しの間、休職するなんて大したことないはずです。