どうもこんにちは!
ろんです。
これから転職活動をしていこう!
って思っている方の中には
- 初めての転職活動で不安を抱えている
- 中途の面接ってどんなことを話したらいいの?
- 面接で評価されるポイントを知りたい
- 一次面接でどんなことを話したらいいの?
っという感じで考えている方も多いのではないでしょうか?
転職活動って新卒の時と比べると、どんな流れで面接を進めていったらいいのかわからないという人もいると思います。
実は僕自身も、正社員とパートアルバイトの面接官として、日々いろんな求職者の面接を担当していますが、皆さん大事な一次面接そんなんでいいの?っていう人が非常に多いです。
特に、3〜4年前に新卒で就職活動をしてきたはずなのに転職活動をするときは、ろくな志望動機もないまま転職活動をされている方も多くて驚いています。
しかし、実際に転職活動をしている人の中には「そんなこと言うなら、どうやって面接に望んだらいいのか教えてよ」って人もいる思います。
今回はそんな迷える転職者の皆さんのために、面接官として日々面接をしている僕が一次面接で評価されるポイントと話してはいけないことについて紹介していきたいと思います。
ちなみに僕は、上場企業の1つの会社で働く会社員で、大企業の人事として数十年面接活動をしてきた人事に面接についてあれこれ聞いています。
一次面接で評価するポイント
一次面接で見られていること
- 時間通りに来れるのか
- 基本的なマナーはあるか
- 身だしなみはできているか
- コミュニケーションができそうか
- 会社で一緒に働けるかどうか
- これから働いていく職種に興味はあるか
一次面接で見られている評価するポイントはこんな感じです。
順番にいきますね。
一次面接で評価するポイント:時間通りに来れるのか
「こんにちは!本日○時から面接予定の〇〇です。」
この挨拶、面接に行く人であれば当たり前のように話していると思います。
あなたは時間通りに面接する企業に行けていますか?
当たり前ですが、一次面接では時間通りに来れるかどうかを評価しています。
交通機関の遅れや道に迷った場合など、面接に間に合わない時もあると思いますが、基本的には面接に遅刻があっては行けません。
10分くらい前に応募先の企業に行ける余裕があるといいでしょう。
一次面接で評価するポイント:基本的なマナーはあるか
「本日はお忙しい中、面接というお時間を作っていただきありがとうございます」
一次面接では、基本的なマナーがあるかどうかも評価しています。
例えば、企業によっては玄関で靴からスリッパに履き替えることもあると思います。
ドアの開け方や閉め方など、面接に来る応募者らしい立ち振る舞いができるかどうかも面接では見られていますよ。
特に会社に入った最初に笑顔で挨拶ができるかどうかはすごく見られていると思っていいでしょう。これから面接だというのに暗い顔してお通夜かな?って雰囲気でくる人と、笑顔でフレッシュさがある人だったら後者の方がポイントも高くなりますからね。
一次面接で評価するポイント:身だしなみができているか
面接に私服で行ってはいませんか?
面接は企業から指定がない限り、スーツで行くことが基本です。
たまに、「そのスーツは無いだろう・・」っというような服装でくる方もいますが、面接では身だしなみも見られていることを忘れては行けません。
TPOをわきまえた服装で面接に望んでくださいね。
いちじ面接で評価するポイント:コミュニケーションが取れるかどうか
面接ではコミュニケーション能力も必ず見られています。
面接官の質問に正確に答えることはもちろんですが、面接官の質問に対して「はい」しか言えないようだと会話が続かずに面接官も困ることがあります・・。
これは僕も経験したのですが、面接で緊張しているのか全く会話の話題が広がらない人がたまにいます。
例えば現在働いている会社でどんな仕事をされていますか?と聞いても、「〇〇という会社で〇〇をしています。」くらいしか返してこない人もいるんですよね。
できるなら「〇〇という会社では〇〇という業務に従事していて〇〇という仕事においてどのくらい会社に貢献している」とか、それくらいは話せると良いですね。
一面接で評価されるポイント:会社で一緒に働けるかどうか
あなたはその会社で働いている人たちと一緒に仕事ができますか?
一次面接では当たり前のように、応募者が会社で一緒に働いていける人物かどうかを見られています。
どんなに資格やスキル、経験を持っていても会社に馴染める人物かどうかっていうのは、面接では必ず見られます。
一次面接では一緒に働いていける人物だということも、表情だったり相槌を打つなりしてアピールしていくことが大切です。
一次面接で評価するポイント:これから働いていく職種に興味はあるのか
あなたは応募したその職種に興味はありますか?
未経験者歓迎っていう言葉に釣られて、福利厚生とか給与だけを見て、とりあえずで応募していませんか?
面接をしていると「この人、どこの会社でも良いんだなぁ」って感じるような応募者もいます。
例えば「志望動機は何ですか?」と聞いているのに、「土日休みに惹かれました」っていうだけ解答してくる人もいます。
わかる。わかるよ?
できるなら土日休みで働きたいよね。
だけど、それをそのまま話したら面接では「この人、応募している職種で本当に働きたいと思ってる?」って思われてしまいます。
新卒で就職活動をしてきた人にとっては経験済みだと思いますが、面接では志望動機は絶対に聞かれると思っておいてください。
そして何かしら応募した仕事に興味があるとか、今までの経験で貢献できるというような言い回しができるくらいには話せるようにしておきましょう。
一次面接で話すこと
一次面接で話すこと:自己紹介or自己PR
一次面接ってどんなこと話したらいいの?
って人も多いと思います。
一次面接では、まず自己紹介か自己PRをしてもらいます。
どこの企業でも同じだと思いますが、履歴書と職務経歴書に書いてあるとしても、もう一度口頭で話してもらうのが一次面接です。
例
「私は〇〇と申します。〇〇年に〇〇大学を卒業して〇〇という企業に入社。〇〇という部署で〇〇という業務をしてきました。仕事では〇〇という部分が評価され〇〇に昇格。〇〇という分野においては知識も経験もあると思っています」
くらいには話せると◎。
たまに名前を名乗るだけの人がいるので、少なくとも上の例文くらいは考えておくと良いでしょう。
特に一次面接では、その人がどういう人物でどういう仕事に興味があるのか見られています。
今までの経歴は必ず見られているので、履歴書と職務経歴書で紹介できていない部分でも、口頭で簡単に紹介できるようにすると良いと思います。
一次面接で話すこと:志望動機
採用面接と言ったら志望動機は必ず聞かれます。
上でも少し話題に出しましたが、志望動機が「土日休みだったから」って普通に言ってくる人もいます。
他にも
- 夜勤の無い仕事で働きたかった
- 残業が少ない仕事に転職したかった
- 土日休みが魅力的だった
- 給与が良かった
なんて言ってくる人もいます。
誰だって残業が少なくて、年間休日が多くて給与が高い会社に入社したいですよね。
でも、それを志望動機で話したらかなりの確率で落とされます。
落とされる理由は、会社のことなんて考えていなくて自分のプライベートのことしか考えていない人だと思われるからです。
例えば、「残業が少ない会社が良かった」という人を採用したとして、残業を頼んだとしたら?
嫌な顔されたり、せっかく採用したのに転職されてしまうかもしれません。
最近の求人募集は企業も費用をかなりかけているので、途中で退職されるのは企業も嫌います。
なので、上で紹介したような志望動機しか話さないような人は高確率で落とされると思って良いでしょう。
本心ではそう思っていたとしても、面接では仕事内容について志望動機を話すと印象アップしますよ。
一次面接で話すこと:前職の退職理由
一次面接では、前職の退職理由も聞かれます。
履歴書には「一身上の理由で退職」と書く人が多いと思いますが、面接ではちゃんとした理由を言えるように準備しておきましょう。
っというのも、僕も転職回数が多い方ではないのですが、たまにすごい回数の転職を繰り返している人がいます。
しかも、営業に行ったりコンサルに行ったり、製造に行ったり、研究に行ったりと軸がブレブレの人もいます・・。
例えば営業が好きで、営業から営業、営業からさらに幅を広げてコンサルだったりカスタマーサクセスなど、営業系の職種であればわかるんですが、いろんな職種に就職していると面接でNGになることもあります。
しかも前職ではどんな仕事をしてきたか聞いているのに、あまり話せない人もいるんです。
長年働いてきたはずなのに説明できないなんて問題ですよね。
また、どうしてもいろんな職種にチャレンジしてきた人は、「なぜその職種を選んで働いていたのか?」説明できるようにしておきましょう。
一次面接で話すこと:3年後・5年後の未来像
あなたは当社に入社して、3年後、5年後はどうなっていたいですか?
僕の会社の面接では、面接の質問でこんなことを聞くことがあります。
「当社に入社してから3年後から5年後くらいでどんなふうになっていますか?」ってことを聞くのですが、正解が無いように見えて正解解答はあります。
例えば、会社のことなんて入社して働かないとわからないですし、未経験の人であれば3年後なんてさっぱりわからないですよね?
それなのに、求人票に書かれている内容をそのまま話しているようなレベルだと、あまり良い印象にはなりません。
わからないならわからないなりに「今は何もわからないので、目の前の仕事を早く覚えて御社に貢献したいです」的なことが言えたら、それだけでOKだったりします。
無理な未来像だったり企業研究もしていないのに、意味不明な未来像を言ってくる人もいるので、そういう時は素直に例文的な発言ができるようにしておきましょうね。
一次面接で話しては行けないこと2つ
2次面接まであるなら給与については話してはいけない
応募後の流れが1次面接➡︎2次面接➡︎採用となっている応募先に限りますが、2次面接まである企業の転職活動の1次面接で給与については話してはいけません。
1次面接では自分の職務経歴を知ってもらうことと、自分の働く部署や仕事内容についての質問で終わります。
2次面接でさらに上に人と話す機会があるときに、初めて給与の話になります。
たまに、一次面接から「給与はいくらくらい貰えますか?」って質問をしてくる人がいます。
それも、こちらから質問はありますか?って言った途端に聞いてくる人がいるんですが・・これから働くかもしれない部署の仕事内容よりも先に給与を聞いてくる人がいます。
もうこんな人は給与しか見ていないと思われてしまいますし、今後働いていく意欲があるとも思えないので落とされますよ。
もし応募する企業が2次面接まであるのであれば、企業側から給与について言って来ない限り自分からは話さないようにしましょう。
休日や残業時間については話さない
先ほど、上でも紹介しましたが一次面接で「残業はどのくらいありますか?」っていう質問は話さないようにしましょう。
残業時間なんて求人に記載されていますし、もしどうしても気になるという方は仕事内容について質問した後に残業量について聞くというようにしましょう。
ここまでこの記事を読んでいて気づいたと思いますが、面接官から「質問はありますか?」と言われて、仕事内容ではなく給与や残業について最初に聞いてくる応募者というのは、あまり良い印象を持たれません。
長年面接を経験してきた当社の人事の人も「給与とか残業とか気になるのはわかるけど、そんなの一次面接で最初に聞いちゃダメでしょ」っと言っていました。
まずは働く意欲があるというところをアピールして、その上で給与や残業を聞くという流れにすることが転職活動の流れだと覚えておくと良いでしょう。
まとめ:一次面接では給与や残業については話さないでおくこと
今回は中途採用で気をつけたいこと!ということで、一次面接で話してはいけないことについて紹介させていただきました!
今回紹介した内容は、僕の勤めている会社で実際に面接時に重要視しているポイントです。
大企業で数百人の面接対応をしてきた人事の人から教わったことを重点的に紹介した内容となっているので、おそらく世間一般の面接官も同じようなポイントを見ているのかなと思い紹介させていただきました。
面接に行く側から採用する側になって、いろんな面接を見ていると「本当に大丈夫?」って思うような気持ちで応募してくる人が多いので驚いています。
せめて企業の面接に行くのであれば
- 自己紹介
- 今までの仕事でどんなことをしてきたのか
- 志望動機
せめてこの3つはしっかりと話せるようにしておいてもらいたいですね。
これから転職活動を考えている人も、この記事で紹介していることを参考にして転職活動に望んでみてくださいね。
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