今回は、Final Cut Pro Xを使って動画にモザイクを追加する方法を紹介します!
- 動画にモザイクをかけたい
- 動いている映像にモザイクを追尾させたい
- Final Cut Pro Xでモザイクを追加する方法を知りたい
Final Cut Pro Xを使って動画を編集したけれど
映したくない部分にモザイクをかけたいという人は参考にしてみてくださいね(`・ω・´)
この記事でわかること
- Final Cut Pro Xで動画にモザイクを追加する方法がわかる
- モザイクを追尾する方法がわかる
- 1つの映像の数カ所にモザイクをかける方法がわかる!
それで行ってみよう!
目次だよ
Final Cut Pro Xでモザイクを追加するには?
モザイクを追加する方法
- Final Cut Pro Xを起動する
- モザイクを追加したいクリップを選択する
- エフェクト➡︎スタイライズ➡︎センサーと進み
- センサーをクリップにドラッグ&ドロップする
モザイクをかけるにはクリップにセンサーをドラッグ&ドロップ
センサーの場所
- 赤枠部分「エフェクト」
- スタイライズ
- センサーの順にクリックしていく
センサーを見つけたら、モザイクを追加したいクリップへドラッグ&ドロップします。
センサーの場所は、エフェクトを開いてから画面下にある検索メニューで「センサー」と入力しても見つけることができます。
モザイクを追加するとこんな感じ
クリップにモザイクを追加するとこんな感じで、キャラクターの顔部分にモザイクをかけることができます。
モザイクをかける位置を調整する方法
モザイクをかけたいクリップにセンサーをドラッグ&ドロップすると、モザイクを追加したクリップを選択すると上の画像のようにモザイクをかける部分の枠が表示されます。
モザイクをかけたい範囲に設定するには、白枠の外側部分をクリックしたまま左右に動かしてみましょう!
こちらはモザイクの範囲を狭めてみました。
先ほどの画像に比べると、モザイクを追加した範囲の枠が小さくなっていますよね!
センサーの編集画面からも細かく調節する方法
また、Final Cut Pro Xではモザイクをさらに細かく微調整することもできます。
センサーを追加したクリップを選択すると、上の画像の右上赤枠部分から調節できるので紹介していきます。
モザイク(センサー)で調節できる設定
センサー編集画面各項目説明
- Amount➡︎モザイクの濃さ
- Method
・Pixelated➡︎一般的な円形のモザイク
・Blur➡︎曇りガラスのような円形のモザイク
・ Darken➡︎黒い円形のモザイク
・Rectangle➡︎黒い四角形のモザイク -
Radius➡︎円の大きさ
-
Center➡︎モザイクの位置
-
Aspect Ratio➡︎アスペクト比の調整
-
Invert➡︎モザイクを反転させる
-
Amount Boost➡︎モザイクの粗さの調整(Pixlated,Blurのみ適用)
センサーを使ってモザイクをかけたときの調整できる項目はこんな感じです。
動画内の映したくない映像にモザイクをかけるだけであれば、調節する項目は3つくらいだと思われます。
よく使われる項目
Center➡︎モザイクの位置
Invert➡︎モザイクを反転させる
モザイクをかける円の大きさのサイズ変更と、モザイクをかける位置の調節、そしてモザイクを反転させることがよく使う項目になると思います。
Radiusを調整してモザイクの円のサイズを変更する
まずはRadiusを132にしてみた感じのモザイクのサイズです。
片目部分が隠れるくらいのサイズですね。
こちらはRadiusを421にしてみたモザイクのサイズです。
顔全体から首部分までモザイクで隠すことができます。
Centerでモザイクの位置を変更する
お次はCenterを使ってモザイクの位置を変更するとどう変わるのかみていきます!
Centerは上の画像の赤枠部分ですね。
現在のモザイクの位置は
- X➡︎0.05px
- Y➡︎0.11px
となっています。
モザイクのかかっている位置は、キャラクターの顔右側部分です。
続いてはこちらの画像。
モザイクの位置は
- X➡︎-0.16px
- Y➡︎-0.05px
先ほどのモザイクの位置に比べて、モザイクを追加した範囲がキャラクターの首から下部分に移動しましたね。
このようにしてモザイクをかけたい位置を変更することができるのですが、XとかYとか言われても難しいですよね!
実はモザイクの枠の中心部分をクリックしながら動かすことで、モザイクを移動することもできます。
モザイクを反転させる
続いてはInvertを使ってモザイクを反転した状態です。
モザイクの円の内側部分がモザイクが無くなって、円の外側部分にモザイクがかかっています。
モザイクを反転させることで、自分の今いる場所をモザイクで隠すことができるといった使い方があります。
モザイクを追尾させる方法
続いては動画に追加したモザイクを、映像の動きに合わせて追尾させる方法を紹介していきます!
Final Cut Pro Xを使って追尾モザイクを追加しよう!
モザイクをかけたい動画にセンサーを追加したところから始めます。
モザイクを追尾させるためには、モザイクをかけたいクリップにセンサーを追加後、キーフレームを入力することでモザイクを追尾(動画に合わせて動かす)ことが可能になります。
キーフレームの場所は、上の画面右側部分「Center」の右にあるボタンをクリックすることでキーフレームを入力できます。
キーフレームを入力すると、ボタンが黄色くになります。
動画に合わせてモザイクを移動させて、モザイクを動かしたい位置にもう一度キーフレームを入力します。
大切なのは、タイムラインにあるクリップのどの部分からどの部分に対してモザイクを移動させるかになります。
こちらが実際のタイムラインですが、モザイクを追加したい部分のクリップの左右を切り取っておきます。
こうすることで、長い動画であってもモザイクを追加したい部分だけにセンサーを追加することができるのです。
で、モザイクを追従させるときには、クリップを見ながらモザイクの位置を決めてキーフレームを入力していくことで動画に追加したモザイクを追従しているように見えるのです。
1つのクリップに複数のモザイクを追加する方法
モザイクの追加方法がわかると、「1つのクリップに複数のモザイクを追加したい!」ということもありますよね。
例えば複数人の人の顔が写ってしまっている時などは、1つのクリップ内に複数のモザイクを追加することもあると思います。
そんな時もFinal Cut Pro Xなら複数のモザイクを追加できますので参考にしてみてくださいね。
Final Cut Pro Xなら複数のモザイクを管理できる
1つのクリップに複数のセンサーを追加すると、画面右側の赤枠部分のように2つのセンサー設定項目ができます。
選択している方のセンサーが黄色い枠で覆われるので、プレビュー画面を見ながらモザイクの設定をしたい方のセンサー設定画面をクリック後、調整してみてくださいね。
Final Cut Pro Xでモザイクを追加する方法まとめ
今回はFinal Cut Pro Xを使って、動画にモザイクを追加する方法について紹介してきました!
動画にモザイクを追加する方法
- モザイクを追加したい動画をタイムラインに追加する
- エフェクトからスタイライズをクリック
- センサーを見つけたら動画にドラッグ&ドロップする
動画にモザイクを追加することで、映したくない部分を隠すことができるようになります。
人物の顔だったり個人情報が映ってしまった映像はモザイクを使って隠していきましょう!
このブログでは他にもFinal Cut Pro Xの使い方に関する記事を紹介しています。
こちらから読むことができるので参考にしてみてくださいね!
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