- VRchatでアバターを使ってるけど、別の衣装を着させたい
- みんな衣装を変えてるけど、どうやったら衣装を変えられるのか知りたい
VRchatを始めてから、アバターを買うようになると「衣装も変えたいなぁ」って思うようになってくると思います。
僕も最初は「アバターの衣装変えたいけどUnityもよくわからないし、我慢するしかないのかなぁ」こう考えていました。
Unityを使うのって素人にはすごく抵抗があるし、参考記事や動画を見てもさっぱりわからないんですよね。。特にせっかく、衣装を買ったのに着せ替えできなかったらどうしようって思ったら、怖くてなかなか変えなかったりしました。
僕はIT系でもなければ趣味でゲーム制作をすることも無い一般人だったのでUnityは本当の素人でした。
しかし、キセテネというツールを使うことで、僕のような素人でも一瞬でアバターの衣装を着せ替えすることができます。
fa-check-square-o今回はVRchatで使っているアバターの衣装を簡単に着せ替える方法を紹介していきたいと思います!
ちなみにこの記事は
- Unityをパソコンにインストールしている
- アバターをVRchatにアップロードできている
このくらいの最低限はできているレベルの人に向けて解説していきます。
fa-check-square-oUnityのインストールってどうやるのって人はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
fa-hand-o-rightMac OSでUnityをインストールする方法
Windowsでも同じ方法でインストールできますが、VRChatでのバージョンや最後に紹介しているVRMの部分はVRchatには不要です。
Unityプロジェクトのバージョンは公式サイトを確認の上用意してくださいね。
目次だよ
- 1 VRchatで使うアタバーの衣装を簡単に着せ替えする方法
- 1.1 1Unityを起動する
- 1.2 2プロジェクトからアバターデータをヒエラルキーにドラッグドロップする
- 1.3 3ヒエラルキーに追加したアバター名の左の三角をクリックする
- 1.4 4メニューから「アンパックプレハブ」をクリックする
- 1.5 5着せ替えで不要な衣装を非表示にしていく
- 1.6 6衣装によっては体が半透明になる場合もある
- 1.7 7ヒエラルキーから体(足あり)を表示するようチェックする
- 1.8 8衣装が全部非表示にできたら着せ替えたい衣装を読み込む
- 1.9 9衣装データをヒエラルキーにドラッグドロップする
- 1.10 9衣装データもアンパックプレハブする
- 1.11 10衣装をアバターに取り付けるツール「キセテネ」を用意する
- 1.12 11キセテネを使って衣装をアバターに着せていく
- 2 VRChatへアバターをアップロードする方法
- 3 VRchatで使うアバターを簡単に着せ替えする方法:まとめ
- 4 VRchatを本気で楽しむなら購入をオススメしたいVRゴーグル3選!
VRchatで使うアタバーの衣装を簡単に着せ替えする方法
1Unityを起動する
fa-check-square-oまずはUnity hubからプロジェクトを作りUnityを起動しましょう。
一応念のため簡単に画面について解説すると
- シーン:ヒエラルキーのデータを反映するところ
- ヒエラルキー:シーンに表示するための場所
- プロジェクトアセット:プロジェクト内のデータファイルを表示しているところ
- アセット内部:アセットの中のデータを確認するところ
- インスペクター:サイズなどを細かく調整するところ
それぞれの役割はこんな感じです。
Unityにインポート(読み込んだ)データはプロジェクトに表示されて、その中身を細かく見るところがアセットです。
そして、アセットのデータを細かくみていくところがインスペクターという感じになります。
ヒエラルキーとシーンは、ヒエラルキーにドラッグドロップしたプロジェクトのデータを表示させるところがシーン。という感じです。
それではここから、Unityを使ってアバターに衣装を着せ替え作業をしていきます。
最初は時間もかかるかもしれないですが、慣れてくると10分ほどで作業も終わるので諦めずにUnityと戦ってくださいね!
2プロジェクトからアバターデータをヒエラルキーにドラッグドロップする
プロジェクトの中からアバターとなるデータを見つけて、ヒエラルキーの中にドラッグドロップしていきます。
今回上の画像ではプロジェクトのアセット「Sephira_v6」の中から、赤枠部分のプレハブをドラッグドロップしています。
「よくわからない」という人は、
- Unityを起動する
- アバターデータのUnityパッケージをダブルクリックでインポートする
- インポートしたデータから持っているアバターデータっぽい画像の素材を見つける
- ヒエラルキーにドラッグドロップする
という方法でできると思います。
3ヒエラルキーに追加したアバター名の左の三角をクリックする
無事にヒエラルキーへアバターデータを読み込ませることができると、左のシーン上にアバターが表示されます。
赤枠部分の三角をクリックすること、アバター名の下にアバターの細かいパーツの1つ1つが表示されるようになります。
この細かい1つ1つのパーツを、これから非表示にしていきます。
アバターの名前部分を右クリックしましょう。
4メニューから「アンパックプレハブ」をクリックする
ヒエラルキーに移動したアバター名の部分で右クリック➡︎赤枠部分「アンパックプレハブ」をクリックしましょう。
アンパックできると、ヒエラルキーに表示されていた素材データが水色から透明に切り替わると思います。
もし、切り替わらないようでしたらもう一度「アンパックプレハブ」をクリックしてくださいね。
5着せ替えで不要な衣装を非表示にしていく
fa-check-square-oここからは衣装を着せ替えるにあたって不要になる部分、今着ている衣装を非表示にしていきます。
- ヒエラルキーの衣装を選択する
- 選択した箇所がシーンでオレンジ色の枠で表示される
上のアバターの場合、次に着ることになる衣装で鞄は不要になるので選択して非表示にしていきます。
画面右上「インスペクター」の部分にあるチェックをクリックで外していきます。
そうすると、シーンに表示されていた背中のカバンが非表示になりました。
この右上のチェックを外したりチェックしたりすることで、アバターの衣装を表示したり非表示したりしているというわけです
ここから他の衣装も、同じ方法でどんどん非表示にしていきましょう。
6衣装によっては体が半透明になる場合もある
衣装を非表示にしていくと、アバターによっては衣装を消した途端にアバターの体部分がなくなってしまうことがあります。
例えば上の画像で使っているアバターの場合、赤枠部分「ニーハイソックス」のチェックを外して非表示にするとします。
fa-check-square-oニーハイソックスを非表示にすると、アバターの足の部分が無くなってしまいます。
これはどういうことかというと、ニーハイソックスの部分の足があると、アバターが歩いた時にニーハイソックスから足がはみ出てしまうのを防ぐためです。
そのため、このアバターの場合はニーハイソックスの下の足は最初から表示されていないデータが入っているのです。
「あれ?そしたらニーハイソックスは非表示にできないの?」ってなると思うんですが、安心してください。
ニーハイソックスを非表示にした時用に、足のあるアバターデータもちゃんと用意されていますよ。
7ヒエラルキーから体(足あり)を表示するようチェックする
ヒエラルキーの中の「体」の下に赤枠部分「体(足あり)」というのがあると思います。
こいつを右上のチェックをつけて表示してあげることで、アバターに足が表示されるようになります。
こうなると、「体」という足なしの部分は不要になるので「体」のチェックは外して非表示にしておいてくださいね。
また、体(足あり)を表示したことで、よく見るとアバターの衣装から体が透けて見えてしまっていると思います。透けているというべきなのか、衣装からはみ出ていると言ったらいいべきなのか・・・。
さっきニーハイソックスの足が無かったのは、こういう状況にならないために足がない素材が用意されていたんです。
もし足があるままだと、ニーハイソックスから足がちょくちょくはみ出てしまって使い物にならなかったと思います。
衣装からはみ出てしまっている部分は後から調整するとして、ここではどんどん衣装を非表示にしていきましょう。
8衣装が全部非表示にできたら着せ替えたい衣装を読み込む
アバターの着ていた衣装を非表示にすることができたら、ここからはこれから着せようと思っている衣装をUnityに読み込んでいきましょう。
ちなみに今回は下着になる部分を残していますが、着せ替える衣装によってははみ出てしまうこともあるので、全部非表示にすることがおすすめです。(全部非表示にするとブログに載せれないためわざと残しています)
fa-check-square-o今回はBoothで売っているこちらの衣装を着せていきたいと思います。
BOOTHでアバターや衣装を購入する方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
fa-hand-o-rightBOOTHのアバターを購入する方法!clusterにアップロードする方法
VRChatではなくcluster向けの記事になりますが、BOOTHでの購入手順は一緒です。
fa-check-square-o衣装データを購入&ダウンロードしたら、フォルダを開きUnityパッケージというファイルをダブルクリックします。
fa-check-square-o上の画像のような小ウィンドウが表示されるので赤枠部分「Import」をクリックしましょう。
9衣装データをヒエラルキーにドラッグドロップする
Unityに衣装データを読み込むことができたらプロジェクト内から衣装のファイルを探します。
赤枠部分に追加されていてアセットの中から衣装らしいアイコンを見つけてヒエラルキーにドラッグすればOKです。
うまく衣装データをヒエラルキーに読み込ませることができると、画面左側のシーン上に衣装をちゃんと着せることができていると思います。
「おっしゃあぁああ!これで衣装着せ替えできたー!」っと言いたいところなんですが、このままだと衣装を着ているわけではないので、アバターが歩いたりすると衣装は体に連動して付いてはきません。。
ここから衣装を体に連動させていきます。
9衣装データもアンパックプレハブする
記事の冒頭でアバターを右クリックして操作したように、衣装データ選択後「右クリックでアンパックプレハブ」をしましょう。
こうすることで衣装データもいじれるようになります。
10衣装をアバターに取り付けるツール「キセテネ」を用意する
ここからは衣装をアバターに取り付けるためのツールとして、キセテネという便利なツールを使っていきます。
BOOTHで無料で配布されているのでありがたく使わせていただきましょう。
DLページはこちらからDLしてくださいね。
fa-check-square-oDLしたらUnityを開いた状態でUnityパッケージをダブルクリック➡︎「インポート」でUnityにキセテネを導入することができます。
11キセテネを使って衣装をアバターに着せていく
- Tomoyaをクリックする:左の小ウインドウが開く
- 衣装データを服の場所へドラッグする
- 素体データを身体の場所へドラッグする
- 「着せる」をクリック
成功すると、赤枠部分のようなクローンが生成されます。
アバターを動かすと衣装も一緒に追従するようになっているはずです。
ここまでできたらあとはVRChatにアップロードすればOKです!
VRChatへアバターをアップロードする方法
1VRChat SDKからアップロードしていく
fa-check-square-oVRChat SDKをクリックして赤枠部分[Show Control Panl」をクリックします。
2赤枠部分をクリックする
fa-check-square-o赤枠部分「Build & Publish for Windows」をクリックする
3アバター名を入力してアップロードする
- アバター名を入力する:自分で好きなものを入力
- アバターがクローンされないためのチェックを入れる
- Uploadをクリックする
これで少し読み込みが始まったあと、アップロード完了となります。
VRchatにログインして確認してみましょう。
VRchatで使うアバターを簡単に着せ替えする方法:まとめ
fa-check-square-o今回はVRChatで使うアバターを簡単に着せ替えする方法について解説させていただきました!
僕自身もアバターとか衣装とか、そもそもUnityが不慣れなので普段自分がやっている操作を忘れないために残しておくつもりで記事として紹介させていただいています。
「VRChatで自分のアバターの衣装を変えたいけど難しそう」って誰だって思うと思うんです。
この記事を参考に出来ればいいんですが、Unityをインストールして一度でもアバターをアップロードした経験のある方なら、この記事が十分参考になると思います。
ぜひお気に入りのアバターに新衣装を着せてVRChatを楽しんでくださいね。
合わせてよく読まれる記事はこちらもどうぞ
このブログではVRChatのワールドを紹介しています!
こちらから僕が実際に行ってみてクオリティーが高い!と思ったワールドを紹介しています。
VRchatで行きたいワールドを探している方は参考にしてみてくださいね。
VRchatを本気で楽しむなら購入をオススメしたいVRゴーグル3選!
- 重さ:503g
- RAM:6GB
- パススルー:白黒
- 解像度:3664×1920
- リフレッシュレート:60Hz,72Hz,90Hz,120Hz
- 視野角:110度(対角)
- トラッキング:一体型6DoF
- バッテリー駆動時間:2〜3時間
- 重さ:581g
- RAM:8GB
- パススルー:カラーパススルー
- 解像度:4320×2160
- リフレッシュレート:72Hz,90Hz
- 視野角:105(対角)
- トラッキング:一体型6DoF
- バッテリー駆動時間:2〜3時間
- 重さ:約750g
- RAM:8GB
- 解像度:2880×1600
- リフレッシュレート:最大144Hz
- 視野角:130度
- トラッキング:SteamVR/VALVE INDEXベースステーション
- バッテリー駆動時間:無し(PC接続必須)
視野角も130度と非常に広い範囲まで見ることができ、左右だけでなく上下の視野角も広がっているように感じるはずです。ベースステーションを部屋に設置することでフルトラッキングも可能のすごいVRゴーグルです。