どうもこんにちは!
ろんです。
先日BOOTHで購入したアバターを使い続けておよそ1ヶ月が経過しました。
もともとこのアバターかわいいなぁって思って購入したわけですが、ずっと使っているとアバターの衣装変えたいって考えるようになってきます。
BOOTHで販売されているアバターによっては「〇〇専用衣装」というように、アバターごとに専用の衣装が売られていたりします。
当然専用衣装なので有料のものになりますが、クオリティは無料のものと比べたら高いのではと思っています。
僕が購入したアバターも専用衣装がいくつも売られています。
- 衣装を変えたい!
- でも衣装の変更なんて難しそう・・
- 簡単に衣装を変える方法ってないかな?
っと考えていたところ、専用衣装であれば簡単にできるとのことなので早速衣装を購入してキセカエてみました。
アバターを買ったけど衣装の変更方法がわからないっていう方は多いと思います。
今回は実際にUnityを使ってアバターの変更方法を紹介していくので参考にしてみてください。
目次だよ
Unityを使ってVRMアバターの衣装を変更するために準備すること
必要なもの(最低条件)
アバターのキセカエに必要なもの
- Unity
- VRMアバターデータ
- キセカエの衣装
- キセテネ
まず、今回アバターの衣装をキセカエするためにはUnityを使います。
Unityをパソコンにインストールしていないという方はこちらの記事を参考にしてみてください。
fa-hand-o-rightMac OSでUnityをインストールする方法
Windowsの方でも大体同じにインストールできます。
また、衣装を変更するためのアバターデータも用意しましょう。
BOOTHで購入したアバターならBOOTHから何度でもダウンロードできるので、アバターデータ無くなった!という人はもう一度ダウンロードしておきます。
fa-hand-o-rightBOOTHのアバターを購入する方法!clusterにアップロードする方法
この二つが準備できたら、キセカエたい衣装とキセテネを準備します。
キセテネはこちらからDLできるので、ダウンロードしてくださいね。
価格は無料なので、是非とも使わせていただきましょう。
Unityを使ってアバターの衣装をキセカエよう!
UniVRMを読み込んだUnityプロジェクトを開く
ここからはUnityを使ってアバターの衣装をキセカエていきます。
まずはUniVRMを読み込んだUnityのプロジェクトを作り開きます。
UniVRMはUnityでVRMを読み込むために必要なものです。
こちらから同じくダウンロードできるので、UnityでVRMなんていじったことがないっていう人はダウンロードしてインポートしておきましょう。
clusterでは「UniVRM-0.61.1_7c03.unitypackage」が対応されているものになるので、こちらのリンクからダウンロードしてくださいね。
上の画像のようにUnityにVRMアバターをインポートすることができたら、ヒエラルキーにドラッグドロップしてください。上の画像のようにシーンにアバターが表示されていればここまではOKです。
fa-check-square-oUnityにVRMアバターを読み込む方法はこちらの記事で紹介しています。
fa-hand-o-rightUnityにcluster向けアバターを読み込む方法
アバターの着ている衣装を消していく
Unityにアバターを読み込むことができたら、次はアバターが着ている衣装を非表示にしていきます。
アバターの着ている衣装を非表示にするためにはヒエラルキーに移動したアバターを右クリックし「Unpack Prefab」をクリックします。
すると上の画像のようにヒエラルキーに配置された素材が透明?になるので、消したい箇所の素材をクリックし画面右上のチェックを外します。
アバターに着いている小物や衣装を1つずつ消していきましょう。
fa-check-square-oアバターの小物や衣装を非表示にする方法はこちらの記事で詳しく紹介しているので、アバターの小物や衣装など一部分を消したい人は参考にしてみてください。
fa-hand-o-right【Unityの使い方】アバターの衣装や小道具を非表示にする方法
Unityに衣装データをインポートする
Unityにキセカエしたい衣装データをインポートします。
Unityを開いた状態でアセットにドラッグドロップでいけると思います。
Unityにインポートすることができたら、衣装をヒエラルキーに移動しアバターとぴったり合っているか確認しましょう。
衣装データをインポートしたのに色がちゃんと出ないということがある場合は「material」の中から素材をクリックし、インスペクターの中からShadarを「VRM/MToon」に変更します。
「VRM/MToon」に変更するのって衣装データ以外にも小物をUnityに読み込む時も使えるから覚えておくといいかも。
Unityにキセテネをインポートする
アバターの衣装を非表示にできたら、ここからはUnityにキセテネをインポートしていきます。
「キセテネ 」を使うことでアバターの衣装を変更することができるようになります。
Unityのプロジェクトを開いたままダウンロードしたキセテネをインポートしましょう。
上の画像はMacでダウンロードしたキセテネを開いた場合の画面です。
赤枠部分の「Unitypackage」をダブルクリックすることでインポートできると思います。
インポートできたら、画面上の赤枠部分「tomoya」をクリックし「キセテネ」をクリックします。
すると上の画像のような小ウインドウが表示されます。
赤枠部分①にキセカエたい衣装データをドラッグドロップ
赤枠部分②にキセカエるアバターデータをドラッグドロップして、「着せる」をクリックします。
これでアバターの着せ替えができたと思います。
シーンに表示されたアバターにキセカエができているのか確認してみてくださいね。
こんな感じでしっかりキセカエできていたら、360度くるっと確認してOKならアバターをエクスポートしてみましょう。
おそらく専用衣装の場合、特に設定をすることなくこの状態に持っていけると思います。
ただ、僕の場合はこれだけでは満足できなかったのでちょっとだけ修正しました。
実はこの衣装のままclusterにアバターをアップロードして確認したところ、靴の部分からアバターが歩くと足がはみ出てしまうことが若干ありました。
なのでこのまま足が靴からはみ出ないように設定していきます。
キセテネで変更した衣装からアバターがはみ出てしまう場合の対処法
今回はアバターの衣装をキセカエたのに、衣装からアバターの一部がはみ出てしまう場合の対処法について紹介していきます。
僕のキセカエした衣装の場合、アバターが歩くと靴から足がはみ出てしまうことがあったので足がはみ出ないようにしていきます。
BlendShapesから調整していく
足をはみ出ないようにするための方法として、靴をおっきくするとか靴から足がはみ出ないようにするということはしません・・。靴の中にある足を消すというイメージで、歩いても靴から足がはみ出ないようにしていきます。
まずはシーンに表示されているアバターの足の部分をクリックします。
上の画像のように体のラインがオレンジ色で表示されると思います。
画面右側のインスペクター部分に「BlendShapes」が開いて赤枠部分「靴用」って項目があるので、0だったものを100に持っていきましょう。
靴用0だったものを100にするとシーンに表示されているアバターの足が小さくなったと思います。
この状態でアバターをアップロードすることで靴から足がはみ出ることがなくなりました。
他にも方法がある/アバターによっても方法は変わる
今回紹介した方法は僕と同じアバターを使っている時の方法なので、使っているアバターや衣装からはみ出す箇所によっては表示方法ややり方が変わってくると思います。
ただ、イメージとしてはこんな感じで「BlendShape」をいじることではみ出す現象をどうにかできるかと思います。
まとめ:衣装の変更はキセテネを使えば簡単にできる
今回はUnityを使ってVRMデータの衣装を変更する方法を紹介してきました。
VRMデータの衣装をキセカエするのってどうやったらいいのかわからないし、せっかくBOOTHで購入してもキセカエできなかったらどうしようって不安ですよね。
専用衣装を使えばUnityとキセテネを使うことで、今回紹介したように簡単に衣装を変更することができます。
購入したアバターの衣装を変えたい!っていう人は参考にしてみてくださいね!
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