この記事では「適応障害」として診断を受け、勤務している職場を休職した僕が、復職するまでにしたことについて紹介していきたいと思います。
この記事が参考になる人
- 今現在休職をしている
- 復職するまでにすることってなにをしたらいいの?
- 復職時に部署を異動することはできるの?
って考えている人の参考になればと思います。
また、このブログでは僕が休職するまでにやってきたことも紹介しているので、休職しようか迷っている人は一度参考に目を通してもらえたらきっと気持ちも変わると思っています。
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fa-hand-o-right適応障害で休職!僕が休職するまでにやってきたことまとめ
目次だよ
適応障害で休職!復職するまでに必要なこと
復職までに必要なこと
- 医師の診断書が必要⬅️これがないと働けない
- 会社と復職に向けての面談
- どうやったら休職を繰り返さずに復職できるか検討する
順番に解説していきますね。
医師の診断書をもらう
休職してから復職するためには医師の診断書が必要になります。
今まで医師の診断書のおかげで休職していたわけですから、復職するためには「働ける状態です」という診断書が必要になってきます。
休職時に診断書を書いてもらった心療内科の医師の判断によって診断書を書いてもらったら、復職できるようになるっていう流れになります。
会社と復職に向けての面談をする
心療内科の医師から診断書が出たら、会社と復職に向けての面談をしていきます。
具体的には、復職の診断書を会社に提出して今現在の自分の状態を伝えればOKです。
どんなことを伝えるのかというと
- 夜は眠れているか?
- 朝は何時ごろ起きているのか?
- 食事は取れているのか
- 適度に出かけたりしているのか
- 復職に向けての体力はあるのか?
などです。
休職中に昼夜逆転してしまう人もいるかもしれないですが、これから働くとなると朝起きてご飯を食べて出勤できるかが重要になってきます。
会社としても必要最低限の生活が送れるかどうかは、診断書を受け取った後に確認のため面談をして面談をすると言う流れのようです。
どうやったら休職を繰り返さずに復職できるか検討する
復職の診断書が出たから終わりというわけではありません。
復職した後に「どうやったらまた休職することなく働けるのか?」を復職時に検討します。
具体的にはどう言ったものかというと
- 復職後すぐは時短勤務にする
- 復職後3ヶ月は残業無しにする
- 復職後3ヶ月は出張をしないようにする
- 休職前と別の部署に異動するようにしてもらう
などなど、復職してすぐは適応障害が再発して休職してしまわないよう会社側に伝えます。
復職の診断書を提出すると会社側と面談をすることになると思うので、その時に伝えましょう。
復職するために僕がしたこと
休職して1ヶ月半くらいで医師に復職の意思を伝える
僕は合計で3ヶ月の休職をしたのですが、休職して1ヶ月半くらいした頃に医師に復職の意思を伝えました。
休職すると1〜2週間に一度、心療内科を受診するんですが「調子はどうですか?」「今後どのように考えていますか?」と医師の方から言ってくれました。
食事も取れるし夜しっかり眠れていた僕は「調子も良いですし、今後は復職する方向で動いていきたい」と意思を伝えました。
復職する意思を伝えると、すぐに復職に向けてのスケジュールを医師の方からおおよそで伝えてくれたので「復職ってこういう流れだったんだなぁ」っていうのを知りました。
ここで注意したいこと
復職の診断書は復職する直前じゃないと書いてもらえないということ。
例えば休職期間が3ヶ月のうち、残り2ヶ月あるのに復職の診断書は書いてもらえません。
会社に復職の意思を伝える
医師に復職の意思を伝えた後は会社にも、復職する意思を伝えました。
この時点では休職してから2ヶ月ほどで、まだ医師の方から復職の診断書も出ていません。
しかし、復職するにあたって必要な書類や傷病手当金の申請書類などを受け取りに会社まで出向くこともありました。
基本的には会社へ「復職したい」という意思を伝えるだけで、後は必要なこととか書類関係を揃えてくれると思います。
この時に受け取った傷病手当金申請書を心療内科に持っていき医師に書いてもらうことで傷病手当金を受給することができるようです。
復職に向けて面談の日程を決める
その後も休職期間が続き、いよいよ復職に向けての診断書を書いてもらえる日程が近づいてくると会社との面談の日程を決めます。
具体的には、「この日に診断書をもらうので復職の面談はこの日以降なら大丈夫」という感じです。
以前の記事でも紹介していますが、ここでの面談というのは僕の働く会社には産業医がいるので産業医と人事と、僕の3人での面談をすることになります。
人事と産業医と復職に向けての面談をする
面談する日が来たらようやく復職に向けて会社と話し合いをすることになります。
僕の場合は人事と産業医と僕の3人で「復職に向けての要望などはあるか?」って感じで話が始まり、産業医の方からも復職に向けてのプランを提示していただきました。
内容は
- 復職後一週間は時短勤務とする
- 復職後3ヶ月は残業をさせてはならない
- さらにそのあと3ヶ月は残業を1時間までとする
- 休職時の問題の部署からは異動する
という内容でした。
この内容は僕の体調や経過を見て変更していくもので、あくまでも目安になるんですが、復職していきなり「フルで働けるかなぁ」と不安もあったので時短勤務と言われて少しホッとしました。
さらにその後も残業をしないよう配慮してくれたので、ネットで調べる復職時のケースとしては良い方なのでは?っと思いましたね。
また、復職時の部署異動はたまたまできましたが、ネットで調べると復職時にすぐに部署異動ができるというのは稀なケースなのかなと思っています。
休職期間によっては復職できないこともある
うちの職場は4ヶ月以上の休職はできなかった
休職について調べていると、そもそも休職できない会社もあるというのは見たことがあると思います。
法律で休職後に復職できるかは決められていないため、休職できる期間というのは会社によって違うためです。
僕の働く会社では4ヶ月までは休職できるけど、そのあとは会社に在籍できないという規則があったため休職時に「3ヶ月くらいで復職したいなぁ」という気持ちはありました。
何ヶ月まで休職できるのかは会社によって違うので、休職するときや復職前に確認しておくと良いと思います。
休職してみた感想:まとめ
休職してみた感想
- 休職前と比べると気持ちが落ち着いた
- 余裕を持った日々を送ることができた
- パワハラ上司と別の部署に異動することができた
休職してみて感じたことは、休職前と比べると気持ちがとても落ち着きました。
僕の休職前の記事を見ると書いてあると思うんですが、休職前はとにかく毎日に余裕が無く、仕事が終わったら泣いて帰るなんてこともありました。
休日も仕事のことしか考えられない日もあったし、転職するか会社を辞めて気持ちを落ち着くしかないっていうくらいに思い詰めていました。
休職してからは毎日のんびりと好きなことをしたり、本当に何も考えず音楽を聴いたりアニメを見たりする余裕を持った日々を送ることができました。
何より、休職することで休職する原因となったパワハラ上司とも別の部署に異動することができたので僕としては「助かった・・」っていう気持ちが大きいです。
実は休職する前にも上司のパワハラについては人事にも話していたのですが、休職前は全く話を聞いてもらえなかったので部署を異動をしてもらえて本当に運が良かったと思っています。
もし今
- 仕事に行くのが辛い
- 職場でパワハラに悩まされている
- 職場でいじめにあっている
- 眠れない/食欲が無い
- 突然涙が出てくる
こんな症状がある人は、休職のサインかもしれません。
休職するとお給料は出なくなりますが、傷病手当金と言って給与の3/2くらいは保証してくれます。
働いている時と比べると収入は減るかもしれないですが、絶対に気持ちの面では安定します。
心と体が壊れてしまう前に、休職してみることを僕は全力でお勧めします。
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