どうもこんにちは!
ここ最近、会社の採用活動も経験している ろんです。
上場企業の採用活動経験も豊富な人事の方と一緒に採用活動で面接もしています。
企業の面接というと「無職期間が長くなれば良くない印象を与える」と思いがちですが、実際にそうなのか?
数百名の応募者と面接を経験してきた人事の方に聞いてみたので紹介していきたいと思います。
- 無職期間があったら面接で不利になるのかな
- 面接での無職期間の説明はなんて伝えたら良いんだろう
- 無職期間はあったけど正社員で働きたい
と考えている人はこの記事を参考にしてみてくださいね。
目次だよ
無職期間があると採用担当者が考えること
前職を退職した理由はなんなのか知りたい
履歴書を見て無職期間がある場合、企業の採用担当者がまず考えることは「前職を退職した理由」です。
前職をどんな理由があって退職したのかを企業は知りたいと思っています。
面接では「前職を退職した理由は?」と聞かれると思った方が良いでしょう。
いろんな応募者の面接を見てきましたが、ここがはっきりと答えられない人が多いのが現実だと感じています。
無職期間は何をしたのか知りたい
前職を退職してからの無職期間。あなたは何をして過ごしましたか?
資格取得のために勉強に打ち込んだりしていましたか?
親の病気や介護をしていましたか?
無職期間があるのはしょうがないとしても、その無職期間すらもはっきりとした理由があると採用面接でマイナスなイメージを与えることは無くなります。
実際に人事の方に「もし求職者が無職期間1年あったら書類選考落ちですか?」と確認したところ、「ちゃんとした理由があれば問題無い」と言っていました。
そもそもどんな人なのか知りたい
書類選考を通過して面接に足を運ぶくらいですから、企業はそもそもあなたがどんな人なのか知りたいと思っています。
いろんな人の履歴書や職務経歴書を見てきて感じたことは、書類選考を通過してくる人たちというのは退職理由を「一身上の都合のため」と書いていることが多いように感じます。
一身上の都合のため退職したなら企業は「どうして退職したの?」っということを面接で必ず聞いてきます。退職した理由を一貫して筋の通った理由であれば面接で悪い印象を与えることもなくなるでしょう。
書類選考すら通過できないという人は
- そもそも応募者が多い
- 企業の求めている人材に思われていない
- スキルや資格を持っていない
- 年齢的な部分で落とされている
ことが多いように感じます。
僕の勤めている会社では未経験でもやる気があれば採用していますが、年齢が定年間近の人はスキルや資格をたくさん持っていても書類選考で落とすこともあります。
転職するならなるべく若いうちにと言われるこの国でも、40くらいであれば転職は可能と思っているので転職を考えている方は40くらいまでの間に転職することを意識してみてくださいね。
無職期間があっても面接で印象を良くするために伝えること
ここからは無職期間があったものの、今後は正社員で働きたいと考えている方向けに面接で印象を良くするために伝えておくべきことを紹介していきます。
無職期間が半年〜1年くらいあるなぁって人は参考にしてみてくださいね。
どうしても働きたい業界・職種があったから
前職を退職した理由が、どうしても働きたい業界や職種があった場合には無職期間が長引いてしまっても悪い印象は与えません。
例えば前職が車販売の営業だったとして、次もその経験を活かして車販売の営業をやりたいと考えている人がいたとします。
ずっと車販売の営業がしたくて他の仕事には応募をしなかったため、無職期間が長引いてしまった。
こんな理由であれば企業の採用担当としても悪い印象は受けませんよね。
無職期間が短いなら短いだけ良いことには違いないですが、無職期間が長引いてしまった時には「どうして無職期間が長引いてしまったのか?」はっきりとした理由を伝えると面接での印象もアップしますよ。
資格取得を頑張っていた
無職期間で資格取得を頑張っていたという人も面接では良い印象の方が多かったです。
どんな資格であれ、無職期間もダラダラと過ごすのではなく、今後の人生にプラスになることを自分から動いていたとなれば企業の採用担当者にも悪い印象を与えません。
実際に僕の面接を経験した求職者の中にも、「フォークリフトの資格を取得した」「危険物取扱の資格取得をした」「大型免許を取得した」なんて人がいました。
この人たちはもともと営業や接客業といった仕事をしていたのですが、土日休みの仕事に転職したくて未経験ながらも資格だけは持っているということアピールするために取得するという人もいました。
もちろん資格を持っているだけで実務経験は無いので、企業の採用担当者によって変わるとは思いますが、資格取得のために無職期間が長引いてしまったと言われたらちゃんとした理由になりますよね。
もし無職期間が長引いてしまったという人は、何かしらの資格を取得しておくと自己PRにもつながりますよ。
フォークリフトは4日ほどの講習で資格取得することができ、資格を持っているだけで自由も変わってくるので持っておくと面接時に有利になることもあります。
こちらの記事で僕がフォークリフト講習について紹介しているので気になる方は目を通してみてくださいね。
fa-hand-o-rightフォークリフトの学科試験で落ちる人はいるの?試験は難しい?
親の病気や介護があったが今は大丈夫になった
面接をしていると、親の病気や介護があったが今は大丈夫なったという人もいます。
「そんな親の病気や介護なんて本当にあるのかよ・・」って人もいるかもしれないですが、実際のところはどうなのかは謎ですが、親の病気だったり介護のため無職期間が長引いたという人はいます。
中には遠い県外に1人暮らしで働いていたのに、仕事を辞めて実家に帰ってきたという人もいるので理由としてもそうなのかなぁと思わせてくれます。
ただしこれから働くにあたっては、「親の近くで働くなら問題無い」とか「施設に入れたので十分仕事で働いていけるようになった」というような、今後就業するとして問題がないことをアピールしておくことが大切です。
無職期間があると面接で不利になる?
無職期間が長くてもしっかりとした理由があれば不利にはならない
無職期間が長くなってもしっかりとした理由があれば面接で不利になることはありません。
面接で不利になる人は、無職期間を恐れていろんな業種に応募してしまい、気づけば転職回数が増えてしまっている人です。
無職期間が長引けば長引くほど焦りも出てきて、どこそれ構わず求人を見つけては応募する人もいると思います。
営業やってみたり製造やってみたり、さまざまな業界に行ってみた結果、一貫した筋の無い職務経歴書になってしまうと面接では不利になると思っています。
職務経歴書を見返したときに、1つの業界だったり職種を続けてきた人が無職期間がたまたま長くなってしまったとしても面接でしっかりとした理由があれば不利になることはないので安心してくださいね。
無職期間があっても正社員になれる?:まとめ
今回は無職期間があっても正社員になれるかどうか紹介させていただきました。
僕自身も採用活動を業務として経験するまで、自分の面接対策しか考えたことってなかったんですが実際に採用活動をすることでいろんな人の面接を見る経験ができました。
求職者の履歴書で無職期間が長かったら書類選考で落とされるのかなぁと思いきや、数百人の面接を経験してきた人事の方が「この人面接してみようか」っていうところを見ていると、無職期間が長いから正社員になるのは無理ということは無いように感じます。
実際に今回記事の中で紹介した、親の病気や介護で一時的に無職になっていたという人は、その後採用となってうちの会社で働いています。
無職期間があって書類選考すら通過できないという人は
- 応募者の多い人気の求人に応募ばかりしている
- スキルや経験もないのに応募している
- 年齢的に難しいのに応募している
- これまでの経歴が一貫していない
こんなことがある可能性があります。
どんなに無職期間が長かったとしても職務経歴書に書かれていることを面接で質問された場合、はっきりと説明することができるなら面接で不利になることは無いと僕自身も感じています。
無職期間が長いからと諦めず正社員になることは十分可能だと思うので、自分の職務経歴書を見返すなりして面接に挑んでみてくださいね。
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